悠仁様が筑波大に合格
秋篠宮家長男で筑波大付属高校3年の悠仁親王殿下が、筑波大の生命環境群生物学類に学校推薦で合格しました。悠仁親王殿下は、生き物に関心を持ち、昆虫の棲息環境など「自然誌」を学ぶことができる大学を目指していたということです。また、悠仁親王殿下は、多くの受験生が受験に向けて懸命な努力を続けている今の時期に、ご自身が特定の大学を受験されたことやその合否について発表することは控えたいとのお気持ちをお持ちだったそうです。しかしながら、宮内記者会から多くの問い合わせがあったために、宮内庁皇嗣職大夫の判断で発表したとのことです。「宮内庁皇嗣職大夫」は「くないちょうこうししょくだいぶ」と読み、皇嗣職は皇位の継承に伴い皇嗣となった皇族に関する事務を遂行する職員で、皇嗣職大夫はその長だということです。
更に、「生命環境群生物学類」という言葉が耳慣れないのですが、筑波大学のホームページには「学群とは、学士課程の教育を行う組織です。専門領域を中心としていくつかの学問分野を総合した形で構成されています。また、専門的な一貫教育を行う専門学群が置かれています。」「学類は、学群に置かれ学生の教育に責任をもつ組織です。学群の学生は、学類にも所属することになります。」とありました、こう説明されても、あまりピンとこないのですが、「学群」は通常の大学で言う所の「学部」、「学類」は「学科」でよさそうな気がします。
「自然誌」も分からないのですが、「自然の動物、植物、鉱物、また広くは天体、気象、地理や住民についても網羅的に記載した編纂物の事だそうです。宮内庁によれば、2023年の6月に高校の行事で筑波大を見学し、昆虫に関する研究室があり、実験や実習が豊富で専門的に学ぶことができることから志望したとのことでした。東大受験なんていうおかしな雑音がありましたが、見事に雑音で処理して頂いたように思います。東大受験のお話が出たときは、私自身もblogで取り上げてしまいましたが、それがわずかながらもスピーカーになる可能性までは考えておりませんでした。雑音は雑音として、適正に処理しなければいけませんね。
とにもかくにも合格おめでとうございます。ご自身の志す研究に勤しみつつも、ご学友との楽しい時間もお楽しみいただくことをお祈りいたします。