「競合分析」と「ポジショニングマップ」で感じたデザインの方向性
現場感で感じる違和感
ECコンサルティングとして打ち合わせをしているときに感じることが
よくあります。
自社商品と競合商品の「ポジショニング」を意識しているのかな・・・と。
目的はポジショニングを作ることではなく、競合分析から導き出されたポジショニングを元に早い段階でPR施策、広告施策を行い改善、配信を繰り返して回収してCVに繋げることが目的なのですが、その前提として必要になるのが「競合分析」と「ポジショニング」だったりします。
競合分析の捉え方は切り口によって違う
競合分析をしっかり行っているという声は良く聞くのですが、実際は見た目のクリエイティブや現在競合商品が売れているという事実にばかり目がいきすぎている傾向が強いです。
実際この方法が競合分析だ!というお決まりのルールというものはなく、その時の捉え方や分析の切り口によって何通りも存在しています。
つまり、数値の出し方や、区別の付け方によって良いものにも悪いものにもなります。
僕の場合の競合分析で大事にしている点は、会社、価格、送料、セット内容、内容量、特典、効果、パッケージ(箱か袋かの包装)、クーポン、ターゲット、成分、決済方法、施策など他にもたくさんです。
これはあえて多い項目で分析することで、その後クリエイティブの高める要因となるからです。
「ポジショニング」だけで判断できるわけではなく、あくまで現在のいる立ち位置と今後攻めるべき方向の立ち位置を知るために使います。
ECにおいてどのクライアントも一番に考えているところは「ECを通して利益を上げること」が目的です。
利益の上げ方には方法が色々ありますが、自分の立ち位置の把握と目指すべき立ち位置がズレていては結果がでるまでに時間がかかってしまうためです。
それと同時に競合分析を行っていくことで、市場・業界からみたポジショニングの把握ができるためオススメです。
ぜひ一度行ってみてください。