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潰されようと構うもんか

というわけで、資本主義を死守したい連中から、どうせ潰されるであろう企画をば打ち立てました。

クラウドファンディングですが、どうでしょう?

とりあえずまだ提出するまでには至っていませんが、よしんばポシャっても、ここに残すことによって、わたしの計画は成功と言っても過言ではありません。

クラウドファンディングのプラットホームに提出する文言は以下。

https://readyfor.jp/projects/123803/preview

読んでくれないかもと思って、以下書き起こし。


資本主義の次に来る経済を見越しての絵画の在り方を世に問いたい

▼自己紹介

藝術家の河野隆尋(かわのたかひろ)と申します。

数あるプロジェクトの中からご覧いただきありがとうございます。

1962年2月、福岡県大牟田市生まれ

学歴:わたしの作品を鑑賞するときの妨げになると思うので掲載しません

発表歴:40代の頃、福岡県立美術館とニューヨークはチェルシーのセーラムギャラリーにて個展のほか、数回発表。

受賞歴:上から下るものをもらって喜ぶ人の氣が知れない

影響を受けた画家:ウィリアム・デ・クーニング、サイ・トゥオンブリー、ゲルハルト・リヒターなど

尊敬する画家:ジョアン・ミロ、フランク・ステラ


▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

来るべき「お金のない社会」の先駆けとして、人間にしかできない物(創造物など)を分配し合えることのわたしなりの試みを、己が作品とハートとで実践しようとしています。

「楽園主義」とは、ロボット工學や遺伝子工學、ナノテクノロジーのような新しいテクノロジーを基盤とします。

ロボットによって提供される生産手段、サービスの国営化によって、製品、サービス、生産手段が無料になり、お金というものの存在意義は失われます。

従って、お金のためだけに働く代わりに、人間はロボットに全ての仕事を任せ、創造、研究、調査、藝術の追求、その他好きなことに自分の人生を費やすことができるのです。

そのような状況のもとで、世界は遂に楽園のレベルに到達することでしょう。

そういうわけで、この体制を「楽園主義」と呼びます。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

https://ja.paradism.org/

人々が創造または提供した物は、他者に無料で提供されます。

愛こそが新たなる通貨となります。


▼プロジェクトの内容

久留米市は六ツ門のシティプラザの広場にて、ライヴペインティングをやりながらの露店を開いて、そこに並べたドローイングや書を、氣に入った方に零円でお分けします。

作品をお分けする際、文庫本サイズの河野隆尋のミニ画集を添えてお渡しします。

わたしの作品の藝術性については、あなた様がご覧になってご判断ください。

補足を言うならば、絵画の基礎力は人並みに修めているというくらいです。




▼プロジェクトの展望・ビジョン

絵が札束にしか見えていないような連中がひしめく、今までの美術マーケットに、ケシ粒のような身ではありますが、なんとか風穴を開けることができないものかと、考えた末の試みです。

いろんな人が、押し付けられた価値観におもねることなく、純粋に藝術を味わい、手軽に自分の好きな絵を自宅に飾ることができるようになることを目指して、活動しています。

藝術の価値はお金で測ることはできないと、わたしは考えています。

いかに何百億円とか、値段がつけられようが、世の大富豪からしてみれば、鼻くそ程度の金額です。

シモジモの観点で、凄い値打ちのように評価することが、わたしには滑稽に映って仕方がありません。

零円、すなわち価値無限大です。

音楽配信サービスの普及により、どんなに評価の高い楽曲も、月々わずかの利用料で、何万曲も聴き放題の時代です。

わたしは一点ものの絵画でも、それに近いような楽しみ方ができないものかと考えた末に今の取り組みにたどり着きました。

ちなみにわたしは、食などにも色々考えることがあり、現在では、毎日を米と味噌汁と漬物で生きています。

この先、いかに富を得ようとも、この食生活を続けます。

毎日同じような献立であっても、真剣に味わって食べれば、その味は千変万化なのを知りました。

真の豊かさとはなんなのか?

今、そのようなことが現代に生きる我々に問われているように感じます。

以上。

どうですか、お客さん!笑

実現しようがするまいが、目的はこの考え方を皆に伝えることだけですから、わたしの作品でなくても、別に良いというわけです。

もちろん、実現したなら、良い退屈凌ぎ、もとい!感動の共有です。

以上、担当者の反応が楽しみです。

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