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第4回 体幹トレーニング

初めに

 みなさん、こんにちは
アスレティックトレーナー 小嶋毅弘です。
前回からだいぶ時間が経ってしまいましたが、今回の記事は6000文字超+動画の構成になっており大変読み応えあり!の一本。
 そんな今回は体幹トレーニングをテーマに深掘りします!!
・ケガのしにくい身体をつくってもっと上の成績を残したい

・きれいな姿勢づくりをしてかっこよくいたい

・教え子たちに効果的なトレーニングを実践させたい など

これらは体幹トレーニングを詳しく知ると誰もが得られる効果です。
実際に皆さんも体幹トレーニングをこれらの目的をもって行ったことはあるのではないでしょうか?

 しかしながら「やっているが効果がわからない」「やり始めてから腰が痛くなった」などは実践者からよく聞かれる声です・・・
このような状況は体幹トレーニングの本当の効果や必要性や十分に理解せずに、形だけマネているためおこる問題です。

そして、初めに断っておきます。

このような問題を解決し、周りよりも一歩先のトレーニングの考えを知りたい方だけ購入して下さい。

 今回この記事を作るにあたって私自身の知識や経験(成功も失敗も…)をもとにしています。体幹トレーニングをもっと有効に行いたい、結果にコミットしたいという方に向けて書いており、内容は基本なので簡単です。
 しかしながら、エクササイズ例だけを紹介しこれだけやればOKというものではありません!

身体の基本構造・動きの基本・体幹トレーニングの考え方・応用方法と順を追って説明しています。

 わかりやすい言葉にしてはいますが、きちんと落とし込むには時間がかかるかもしれません、さっと見て理解した!とはならないと思います。わからないままに実践し「やっぱり体幹トレーニングはいいや」「いままでと変わらない」となるのは不本意です。

 また今回初めて有料記事にしていることもあり、買っていただく以上は効果を実感して欲しい(エクササイズの形を知りたいだけならばYouTubeを見てください、その方が早いし何より無料)
 ただし今回の記事を見ればYouTubeやトレーニングの本、その他で見た体幹トレーニングが「何を目的に」「どのような結果が期待できるか?」あるいは「こんな動作に活かすためにはこうすればいい」と自身で考え出せるようになります(そうさせます!)

 本気でやりたいと思っていただける方には今後のトレーニング全てに関わる内容なのでとても有意義な内容になるかと思います。

 前置きが長くなり申し訳ありせん。
 さて、体幹トレーニングとは本来すべての動作の基本となりその他のトレーニングを円滑にする最も重要なエクササイズだと確信しています!
 こんなにすばらしいエクササイズを「正しく理解して、おこなってもらうために指標となるものを」と考え今回のnoteを作りました。
まずはこの記事を読んで実践していただければ誰でもできるようになることは3つあります
体幹トレーニングに対する考え方

・体幹トレーニングの適切な負荷や種目、方法の選択

・一般的なトレーニングへの応用

何度も言いますが、これらが分かれば自分で目的に対してトレーニングを選択・作成ができるようになる、その結果に対しても自身で解決できます!

ぜひ、何度も目を通して実践して覚えてください!

1.体幹トレーニングの基本

⑴体幹の定義
 体幹トレーニングの説明をするにあたって「体幹」の意味を統一していきます。
ここでいう体幹とは腰仙椎(俗にいう腰骨あたり)とします。

※解剖学的に体幹は頭頸部と四肢を除いた部位が体幹とされるのが一般的です。また前回の記事内では「肩甲胸郭関節」も体幹としました。
体幹トレーニングにおいて今回の目的からは少し逸れるので割愛しますが、これから紹介していくトレーニングを正しく行うことで肩甲胸郭関節についてもアプローチできるように作っています。

そして、なぜここを体幹トレーニングにおいて体幹とするか?ですが

「鍛えたい部位がこの腰仙椎部だから」

これに尽きます
腰仙椎に付随する筋肉を鍛える⇨体幹をトレーニングする⇨体幹トレーニングと言う。
このように考えています。

もしくは解剖学的に言えば腰仙椎は体幹の一部であるためとも考えられます(これは私が体幹トレーニングと発明したわけでも、提唱したわけでもないので想像です)

 そして体幹を鍛える理由は
・骨格的な安定に乏しく、筋肉によって安定させる必要がある
・四肢の土台になる
・動きの中心にある

というのが特徴です。

そして、よくスポーツの現場で
・体幹が安定しないなor体幹が弱いから〜
・体幹が強くなれば当たり負けしない
・体幹を固めて姿勢よく!
これらの目的もだいたいカバーされるはずです。

 しかしながら、これらの指摘や指導は本当に正しいのでしょうか?これらの指導や私の持論を正しいとするには何を根拠にすればよいのでしょうか?

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