ウェルビーイングおすすめ本
自分自身がウェルビーイングを学ぶなかで、学びが多かった本をピックアップしました。
ウェルビーイング(well-being)とは何か?
「Well-being」は、WHO憲章の中で謳われている健康の定義で、単に病気でないというだけでなく 「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態」を意味しまう。
「幸福」などと一緒にされがちですが、厳密にいうと、少し違うようです。「幸福とウェルビーイングのニュアンスの違い」については、以下の記事がしっくりきました。
ウェルビーイングのおすすめ本
ワイヤードのデジタルウェルビーイング特集からご紹介します。ウェルビーイングという概念がどのようにはじまったのか、ウェルビーイングの測定、国際的な調査など、ウェルビーイングの概観がつかめつつ、読み物としてもおもしろいです。
一部、無料公開されているのでこちらもぜひ。
予防医学博士の石川善樹さんの本から4冊。
一番直近で出ている、石川さんの集大成とも言えるフルライフからご紹介。上のWIREDで紹介されている内容も、こちらに入っていました。
データの観点からウェルビーイングの理解を深めたい方は、矢野さんの本がおすすめです。
ちょっと違った切り口ですが、CBDについて紹介。副題は「健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド」、CBDはこれから確実に日本で広まりそうなのでシェア。
次は、集中できるコワーキングスペース「think lab」を手がけたJINZ MEME開発者・井上さんの本
続いて、幸福学を研究されてる前野さんの代表作。幸せの4つの因子などの話が、簡潔にまとまっています。
また、以下の本には、ウェルビーイングのポイントがコンパクトまとまっています。
次は、文化心理学を研究されている内田さんの新著。
内田さんの内容は、以下のWIRED記事で紹介されている「感情は個人のなかにあるのか、人と人の間にあるのか」と題された論文とあわせて読むと、理解が深まるかと思います。(大変興味深い内容。)
また、内田さんが研究されてる文化心理学も含めた、社会心理学の概論を学ぶには、この本がおすすめでした。(かなり分厚いですが)
次はポール J・ザックさんの本です。マネジメント論も絡むのですが、「オキシトシン」など脳内物質の話が主題のユニークな本。
ドミニク・チェンさんたちが翻訳された情報技術がらみの本。
原書も、翻訳本とあわせて読もうと、つい先日購入しました。
ドミニクさんらが出されているウェルビーイング本で一番新しいのはこちら。「わたしたちのウェルビーイング」と題して、様々なウェルビーイング研究が記載されてます。
こちらから試し読みできるようです。
イギリスの経済学者リチャードの本。
イギリス留学中で、リチャードと同じ大学で研究をしている友人によると、80歳をこえてもなお、元気にWell-beingの研究をされているようです。
※下記リンクの「Wellbeing Staff」のところにリチャードが載っています。
国として、Well-beingにどう取り組むのか?という観点が、他になくおもしろい。
ウェルビーイングおすすめ本、いかがだったでしょうか?これからも、随時アップデートしていきます。
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