疾患の前に、どんな医療機関で対応できるかのお話しです。 口腔外科疾患を取り扱う施設は大きく以下になります。皆さんの地域によってその施設数は異なるりますし、ホームページにどんな先生が在籍しているのか確認できるところが多いので、調べてみると面白いかもしれません。 まずは、大学病院です。 歯学部を有する国立大学、私立大学の病院では教授、准教授、講師、助教、医員、大学院生、非常勤講師など、複数の医局員が在籍しています。 診療、学生教育、研究を行っており、施設によっては、診療と
極端に珍しい疾患や特別な医療機関でしか治療できないものは除きます。 疾患の中には、形成外科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科等、医師と連携して集学的治療を行うものもあります。 投薬や点滴による内科的治療、抜歯を代表とする外科的治療が行われますが、歯科衛生士、看護師、薬剤師、言語聴覚士、そして一般歯科治療を行う開業歯科医師など、多くの職種に専門的な知識と技術の協力を頂く必要があります。 口腔外科医を理解するうえで、手術よりも大事なことです。本当の口腔外科医ならわかってる事
全国の医学部生は医師国家試験に合格後、2年間の臨床研修期間、様々な診療科を経験しその後のキャリアを決めるようです。 歯科医師の場合、1年間の臨床研修期間が設けられています。 ですが、口腔外科には全くと言って良いほど(研修期間のほんの3週間程度、見学だけで終わるなんてことも…)触れず、臨床研修期間を終える歯科医師がほとんどなので、現役歯科医師でも、口腔外科でどんな疾患を対象にしているかわからない事がほとんどです。 「口腔外科は親知らずの抜歯をする所ですよね?」 良く
以前からnoteを閲覧していました。今回初投稿ですが今後情報発信できたらと考えています。 私は歯科医師ですが、"手術を主に行う歯医者"です。これから歯科医師を目指す10代の方、歯医者の中でも専門分野にに悩んでいる歯学部生、歯科医師でこれから口腔外科分野を武器に生活をしようと思っている先生、を対象に有意義な情報を発信できればと思っています。 よろしくおねがいします～。
