
Maroon5のSunday Morningを勝手に和訳してみた
Sunday Morningへの愛
Maroon5のSunday Morningが好きすぎるので(暫定だけどMaroon5の曲の中で1番好き)、歌詞を和訳してみた。
この曲、リリースが2002年らしい。
同じくらい好きなAvril LavigneのComplicated、それなりに好きなJustin TimberlakeのLike I love youも2002年のリリース。Sunday Morningはもっと新しい曲だと思ってた。
自分がこの世に爆誕してから約4年後だ!
あと、この曲を聞くとMargielaの香水Lazy Sunday Morningのことを思い出すのは僕だけだろうか。この香水と、雨が降る中車を走らせている情景が目に浮かぶ。

Replica Lazy Sunday Morning Eau De Toilette
歌詞
さて、早速歌詞を貼るぜ。
この曲は(というかこのアルバムSongs about Janeに収められている曲の大半は)、ボーカルのAdam Lavineの元カノについて歌った歌らしい。初めて知った。
(1)
Sunday morning, rain is falling
Steal some covers, share some skin
Clouds are shrouding us in moments unforgettable
You twist to fit the mold that I am in
But things just get so crazy, living life gets hard to do
And I would gladly hit the road, get up and go if I knew
That someday it would lead me back to you
That someday it would lead me back to you
(2)
That may be all I need
In darkness, she is all I see
Come and rest your bones with me
Driving slow on Sunday morning
And I never want to leave
(3)
Fingers trace your every outline
Paint a picture with my hands
Back and forth we sway like branches in a storm
Change the weather, still together when it ends
(2)の繰り返し
(4)
But things just get so crazy, living life gets hard to do
Sunday morning, rain is falling and I'm calling out to you
Singing, someday it'll bring me back to you
Find a way to bring myself back home to you
(2)の繰り返し
(5)
There's flower in your hair
I'm a flower in your hair
歌詞(和訳版)
(1)
日曜日の朝、雨が降っている
掛け布団を手繰り寄せて、肌を寄せ合う
雲が僕たちを包んでいく、この忘れられない瞬間に
君は僕が寝ているところにすっぽり身をよじって入ってくる
日常のあれこれがめちゃくちゃになっていくばかりで、生きていくのが難しく感じる
外へ出て行って、すべきことに取り掛かるのに
そうしていればいつか君の元へ帰れると分かっているのなら
(2)
僕に必要なのはそれだけなのかもしれない
辺りが暗いので、かろうじて君しか見えない
こっちに来て、一緒に体を休めよう
日曜日の朝に車をゆっくり走らせながら
でも、やっぱりずっとこのままがいい
(3)
指を君の全身に滑らせる
手で絵を描く
僕たちは行ったりきたり、嵐の中吹かれる枝みたいに
天気が悪くなっても、晴れたときには一緒だ
(2)の繰り返し
(5)
でも日常のあれこれがめちゃくちゃになっていくばかりで、生きていくのが難しく感じる
日曜日の朝、雨が降る中、僕は君に強く訴えかけている
こうしていればいつか君の元に戻ってこられる、と歌いながら
君の元に戻ってこられる道を見つけられると
(2)の繰り返し
(6)
君の髪の毛に花がついている
僕は君の髪についている花だ
(1)
Sunday morning, rain is falling
日曜日の朝、雨が降っている
この文に限らず、この歌詞は全て現在形で書かれている。
日本語でもそうだけれど、(過去形などで書くべきところを)現在形で書くことで臨場感が増す効果があるんだぜ。
このことを劇的現在(dramatic present)とか呼んだりする。
Steal some covers, share some skin
掛け布団を手繰り寄せて、肌を寄せ合う
share some skinは「肌を共有する」→「肌を寄せ合う、肌が触れ合う」みたいな感じか?
Clouds are shrouding us in moments unforgettable
雲が僕たちを包んでいく、この忘れられない瞬間に
shroudは名詞で「死者を包む経帷子(きょうかたびら)」のことだけど、動詞では「包む」って意味だぜ(動詞の意味の方がよく見る気がする)。
雲がかかって、周りが暗くなったということ。
in moments unforgettableは「この忘れられない瞬間(とき)に」ってルビを振ろうと思ったけど、ジャニーズっぽくてキモイからやめたぜ。
You twist to fit the mold that I am in
君は僕が寝ているところにすっぽり身をよじって入ってくる
moldは金属とかを流し込む「型」のこと。ベッドで自分が寝ている箇所が「型」のようにすっぽり空いているところに、相手が身をよじって(twist)ぴったり入ってくる(fit)ということ。
But things just get so crazy, living life gets hard to do
でも日常のあれこれがめちゃくちゃになっていくばかりで、生きていくのが難しく感じる
And I would gladly hit the road, get up and go if I knew
That someday it would lead me back to you
外へ出て行って、すべきことに取り掛かるのに
そうしていればいつか君の元へ帰れると分かっているのなら
全体としては I would … if I knew ~なので仮定法。「もし…なら、~なんだけど。(実際は…ではないから~しないけど)」という意味。
hit the roadのhitは「行く」という意味。「道に行く」、つまり外に出るということ。hit the gym(ジムに行く)、hit the sack(寝床に行く→寝る=go to bed)にも使われているぜ。
get up and goは「てきぱきやり始める」。
本当に外に出ていって活動する、という意味と、前に出てきた「日常のあれこれ」をてきぱきこなしていくことを掛けている(多分)。
実際は君の元に帰れるかは分からないし、このままだらだら過ごすけど~。というわけ。
(2)
That may be all I need
僕に必要なのはそれだけなのかもしれない
That(それ)が指すものは何だろう。続きを見ていこう。
In darkness, she is all I see
辺りが暗いので、かろうじて君しか見えない
たぶん、冒頭のthatはsheのことなんじゃないかな。
僕に必要なものは、暗い中でかろうじて見えている君だけだ。って感じか?
Come and rest your bones with me
こっちに来て、一緒に体を休めよう
rest one's bonesで「休む」
日本語でも「骨を休める」と言うには言うか。
Driving slow on Sunday morning
日曜日の朝に車をゆっくり走らせながら
And I never want to leave
でも、やっぱりずっとこのままがいい
車を走らせたいのか、このままがいいのかよく分からないが、
多分イメージとしては、ベッドの上でむにゃむにゃしていて、だらだら車でも走らせようか、でも身支度を整えて外に出るのはめんどくさい、そんな状況なんじゃないだろうか。
もちろん、相手との関係が「このままがいい(別れたくない)」という意味でもあると思う。
(3)
Fingers trace your every outline
指を君の全身に滑らせる
Paint a picture with my hands
手で絵を描く
指を全身に滑らせて、愛撫している様子をこう表現しているんだ。多分。
Back and forth we sway like branches in a storm
僕たちは行ったりきたり、嵐の中吹かれる枝みたいに
二人の関係が、くっついたり離れたりを繰り返している、ということかな?
swayは「ゆらゆら動く」。ところで、外苑前にあるswayというサウナ、良かったぞ。(知らんがな)
Change the weather, still together when it ends
天気が悪くなっても、晴れたときには一緒だ
もちろん二人の関係を(比ゆ的に)表している。
(4)
But things just get so crazy, living life gets hard to do
(1)と同じなので省略
Sunday morning, rain is falling and I'm calling out to you
日曜日の朝、雨が降る中、僕は君に強く訴えかけている
Singing, someday it'll bring me back to you
こうしていればいつか君の元に戻ってこられる、と歌いながら
singingは、上の文に続く分詞構文だととりあえず捉えてみたぞ。
itは…、状況のitか??
Find a way to bring myself back home to you
君の元に戻ってこられる道を見つけられると
findは、曲の歌い方も踏まえて上のbringにつながると考えてみたぞ。
いうまでもなく、外に出て家に帰ってくる、ということと、相手と別れたりしてもまた仲を戻すことをかけている。
(5)
There's flower in your hair
I'm a flower in your hair
君の髪の毛に花がついている
僕は君の髪についている花だ
勢いで訳し始めたけど、結構むずかった。
いずれにしてもSunday Morningは良い曲だな〜〜。