3F中に2回ボタンを押せば辻式不要!

ほとんどヒットボックス関係ないけど、たまには右手の話でも。
このテクニックは前からあるけど、まぁメモ程度で。

1. 連打速度とフレームの前提

ピアノ連打の速度は、人によって違うが、自分だと10秒で100回前後。まーまー遅い。
で、スト5の世界では、60fps。上記の連打速度は、正直、遅いと言わざるを得ない。
連打で「押した」「離した」「押した」「離した」が1Fずつ交互に出せたら、60fpsの世界ではそれが理想の速度となる。10秒で300回の速度。有名な高橋名人の約2倍の速度になる。
ちなみに、これ以上速いと、同じボタンでは逆に不利になる。なぜなら、「押した」の次のフレームで「押した」は「押し続けた」と同じ意味となってしまう。これは、格闘ゲームが60fpsである限り不変となる。

同じボタンでフレームの話をしたが、格闘ゲームの技は色々なボタン、ゲームの組み合わせの話となる。
いかに左手が速くコマンドを成立させても、右手と同期できなければ技は遅くなるし、失敗もする。例えば先日の引っ掻き波動。3Fで出すには
●●●
〇●●
〇〇●+P
が理想だ。

ここまでが前提

2. 1F遅くなった場合は成立がずれる

右手のタイミングが、左手の右の入力に対して1F遅くなった場合
●●●
〇●●
〇〇●
〇〇●+P
となる。
これは、技の成立が1F遅くなる。セットプレイなどでは最速で出ないと困る状況もあるが、そういう状況は左手も右手も早めに入れてしまえば、3Fの先行入力猶予がカバーしてくれる。正直な話、1Fくらい技の成立が遅くても、凄く困ることはない

3. 1F早くなった場合は、離し入力が効く事もある

右手のタイミングが、左手の右の入力に対して1F早くなった場合
●●●
〇●●+P
〇〇●
になる。
この場合、技は出る時と出ない時がある
なぜかというと、スト5の必殺技は、ボタンを離したときにも成立する。つまり、
●●●
〇●●+Pボタンを押した
〇〇●+Pボタンを離した
となった時、技は出る。
しかも、通常技が先に出て、その1F後にキャンセルで必殺技が出る。これを空(から)キャンセルという。

また、右手をずらして技の受付を2F連続にする「辻式」もあるが、ここでは説明を省略する。「ストリートファイター」「辻式」で検索すれば解説記事がたくさん出てくる。

4. 2F早くなった場合は、離し入力が期待できない

そりゃそうだ。
●●●+Pボタンを押した
〇●●+Pボタンを離した
〇〇●
成立してない。

でも、技を速く出したいときは、早めに右手を押しちゃうんだよね。

5. 右手のタイミングの理想を詰めると、心持ち早く右手を押したくなってくる→最速連打

もし右手で2F間隔でボタンを連打できると、2F早く連打し始めたとしても
●●●+Pボタンを押した
〇●●+Pボタンを離した
〇〇●+Pボタンを押した
〇〇●+Pボタンを離した
となって、技が確実に出る。
理論的には、2F早すぎ、1F早すぎ、ビタ押しの3つのパターンで、技が最速で完成することになる。

で、そんな速く連打できるか?って話。
できた。

コツは、同じボタンでずらし押しをする。
ずらし押しのイメージは下記。本来は隣のボタンに対してやるテクニック。右手の中指を先に下ろして、人差し指より1F早く押す感じ。

ずらし押し

同じボタンに対してのずらし押しをしたい場合、中指をボタンに当てた後、右手ごとボタン1つ分だけ右にずらせば、人差し指で同じボタンを押せるって寸法。3回以上の連打には向かないが、2連打だけなら速い。

気をつけないといけないのが、速すぎてはいけない。ゲーム内では60fpsでしかボタンの反応を見ていない。中指で押したフレームの次に人差し指でボタンを押してしまうと、ゲーム側としては、押しっぱなし扱いになり、ステップが出ない。

この連打テクニックは、ヒットボックスの右手高速前ステや、3Fで出せる引っ掻き波動の右手の連打で活躍する。
久々に練習したよ…


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