前歩きからの中足波動で昇竜化けさせないコツを、ヒットボックスの操作で明確化する
スト5では、昇竜拳を出す例えとして「前に歩きながら波動拳を入力する」とよく教える。逆に、前に歩いた後に波動拳、もしくは中足キャンセル波動拳を撃とうとすると、昇竜に化ける。これを防ぐコツを、フレーム単位で解説する。
1. 波動拳の成立条件を、sfvdiffで確認する
リュウの波動拳はコレ。
①真下に入った状態から12F以内に斜め前
②斜め前に入れてから12F以内に前
③前に入れてから12F以内にPボタン
①の真下は入れっぱなしでいいので、気にするのは②と③になる。12Fという長さも重要。
2. では昇竜拳は?
リュウの昇竜拳はコレ。
①前要素(3or6or9)に入った状態から8F以内に下要素(1or2or3)
②下要素を入れてから8F以内に前要素
③前要素を入れてから8F以内にPボタン
①の前要素は入れっぱなしでいいので、気にするのは②と③になる。8Fという長さも重要。
前要素にも下要素にも3があるので、同じ入力と判断されないようにするには、他の方向に入れるか、ニュートラルを挟むと良い。
3. 前歩きからの生波動拳はどうすれば良いか
昇竜拳と判断されたくないなら、下に入れてから9F以上空けて斜め下を入れるか、斜め前に入れてから9F以上空けてPボタンを押せば良い。
つまり、現実的ではない。
波動拳と昇竜拳両方成立するときは、昇竜拳が優先される仕組みになっている。これはカプコンが決めたことなので、覆せないw
4. 前歩きから中足波動を出すコツをヒットボックスで理解する
① 〇〇●
② ●●●+MK
③ 〇●●
④ 〇〇●+HP
上記4工程の、②と③の間を9F以上空けることで、昇竜が成立しなくなる。
簡単に言えば、真下の時間が長ければ長いほど化けない。
②の真下に入れてる状態を、中足のガードストップもしくはヒットストップの間、ギリギリまで長く維持する。②〜④の波動コマンドを高速にする必要があるので、その辺はヒットボックスのテクニックを駆使する必要がある。
レバーでも理屈は同じだが、ヒットボックスは波動コマンドが慣れないと難しいので、高速化と工夫が重要になる。是非練習してみて欲しい。
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