おべんとう 14
『婦人会』
女子会じゃなくて、婦人会。
婦人とは20歳以上の、カラダかココロが女性のひと。
わたしのプライベート企画で、半年に1回くらいのペースで開催してます。
わたしからつながったご婦人を集めて、食べたり飲んだりしゃべったりするだけの集まり。
高校のときの同級生、大学時代のバイトの同僚、銀行員のときの先輩、フォータカハシのお客さん、ひょんなことから出会ったひと、ともだちのともだちなどなど。
わたしからつながったご婦人たちだから、年齢も職業も生きてきた環境も価値観もほんとにいろいろ。
誘う人も毎回わたしの思いつきが多い。なかには必ず誘うひともいるんだけどね。
仲良しグループでもなく、同窓会でもなく、職場の飲み会でもなく、ママ友のランチ会でもない。
友達を作るためとか、商売につなげるためとか、そんな強い目的でやってなくて、ただいろんなひとがいて面白いなぁがわかる場所。
2020/08/30、これまでの5回とは違ったかたちで6度目の開催ができました。
週に1回、noteの記事を更新することを目標にしていましたが、随分久しぶりになってしまいました。ごめんなさいね。
怒涛の8月後半が終わって、やっと落ち着いてパソコンに向かってポチポチ。
さて、ここ3週間、わがタカハシ家では「前野隆司教授」の「幸福学」がとんでもなくブーム。わずかに会話できる夫との時間はだいたい幸せについての話。ちょっと変わったタカハシ家。
前野先生の研究によると・・・
ここでいう幸せとは、
happy(短期的)ではなく、Well-being(長期的)。
Well-beingとは、
体が良い状態であること。
心が良い状態であること。
社会が良い状態であること。
幸せになる4つの因子は、
①やってみよう(自己実現と成長)
②ありがとう(つながりと感謝)
③なんとかなる(前向きと楽観)
④ありのままに(独立とマイペース)
詳しくは、前野先生の著書や、YouTubeにアップされている前野先生の講演や講義の動画を。
短くてわかりやすいのは、この動画(17分)でした。
幸せになる4つの因子のうち、②ありがとう(つながりと感謝)の因子について、前野先生の研究によると、
感謝をする人は幸せだし、
利他的な人は幸せだし、
つながりのある人は幸せだと。
話は戻って、婦人会のこと。
婦人会では、私は集まってくれてありがとうと思うし、みんなはいつも開催してくれてありがとうって言ってくれる。
(実は過去にちょっと無理したせいで、あんまりそう思えなかった回もある。でもやってみよう因子は強かったから、よしでした。ふふふ)
私はもちろん自分が楽しいからやっているけど(利己的)、毎回だれかが喜んでくれるから続けようと思っている(利他的)。
そして、つながりが多いほど幸福度が高いという要素について。
友達の数は多いほうがいい。それもSNSでの友達ではなく実社会で。さらに、多様性に富んだ友達が多いということが重要である、という研究結果がある。
当たり前だけど、全員と親友になる必要はまったくない。気の合う親友もいれば、半年に一度会って話すだけの弱いつながりもあるほうが、きっといい。婦人会はまさに弱いつながりのための場。
そういう場として、婦人会が成長してきていると実感できた、今回の婦人会でした。
参加してくれたひとも、一緒に企画をしてくれたひとも、今回はいけないけど次回は必ずといってくれたひとも、みんなみんなありがとう。
おかげさまで、今回も無事開催することができ、次回も楽しみでなりません🌈
ーーーーーーーーーーー
2019/8/15のおべんとうメニュー
●ジャスミンライス
●豚ひき肉とレモングラスのそぼろ
●なます
●大根菜と小松菜のナムル
●坊ちゃんかぼちゃとバターナッツカボチャのクミンサラダ
●ゴーヤと卵の炒めもの
●いろいろ飾り
2020/8/30のおべんとうメニュー
●ジャスミンライス
●レレレノレコードだいちゃんのカレー
●ピーマンなどのピクルス
●ツルムラサキのナムル
●カボチャのクミンサラダ
●茄子とズッキーニのソテー
●いろいろ飾り
婦人会では久しぶりにお弁当を作りました。
いや~、たのしかったたのしかった。
チキンスープで炊くジャスミンライスはやっぱりおいしかったし、
だいちゃんのカレーは独創性がすごくておいしかったし、
その独創的なだいちゃんとの合作は、役割分担しつつの相手の出方を見る感じもおもしろかったし、
なにより、たばちゃん農園の野菜がやさしくて元気でおいしい。
去年のお盆のころのお弁当と比べると、少し見えてくるわたしのお弁当ルール。
濃いめのごはん、濃いめのメイン、すっぱいの、しょっぱいの、あまいの、素材そのもの。
このルールに縛られはしないけど、食べる側としては味のバランスも気分のバランスも、これが一番とれているなぁという気がする。
ごはんとメインだけじゃ、そのふたつがどれだけおいしくても、Well-beingではないでしょう。社会もきっといっしょよね。
ーーーーーーーーーー
このさき、
男性や、遠くに住んでいるひとや、国が違うひとなども集まって、『弱いけど、実のあるつながり』ができたらいいな〜と考えているけど、
ただただ、仕組みや箱を作っても、血が通っていなければね。
ここは少し慎重に。
でもね、「こっちの道よさそうです」「この道、いっしょにいってみない?」が、ポコポコ出てきてワクワク中。
次回の更新は9/9(水)を予定。
のんびり、でも確実に追いつくぞ🐢