しめちゃんへ こんにちは、 そういえばまだ今年が暑いと感じたことないかもしれない。 住まいを変えて、緑に囲まれているからか暑さより寒さを感じることが多いこの頃。 こう書いているうちにも夏は急に訪れてしまうかもしれないですが、 気温の勢いについていける人の生き方もまぶしいものだったりする。 最近あったことといえば、そうそう冒頭でも触れたけど一人暮らしを始めました。 洗濯も一人、調理も一人、部屋を汚すのも片付けるのも一人。それを一人暮らしというのだけど。 思ったよりもそんな
髙橋りん様 最近急激に暑くなってきたけどどうすごしてますか? 前回の座談会でわくわくってなんだろう、と話したのが気になり、ここ最近わくわくすることを探していた。 もう少ししたら、たくさんの雨を浴びて植物がぐっと伸びて、暑い夏を迎える。 夏が来たらブルーベリー狩りに行きたい。 私はブルーベリーが好きだ。品のある甘酸っぱさとあの深い色でコロリとした形を想うとかわいくて胸がぎゅっとする。 そして現在、運良くブルーベリー園の近くに住んでいるのでそれはもう行かずにはいられなくて、
高垣文通特別企画 座談会vol,1 かばんの中身をテーマにをお互いコラムを書いて、座談会をしてみようということになった。 お互い家にいるので座談会といっても、しめちゃんはいつもの机の前だろうし、私は時たま場所を変えうろうろしながらといういつもと変わらない執筆スタイルでございます。 ちなみに原稿はりんが担当しております。 (人物表記はしめちゃん=し、私りんちゃん=り) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― し:座談会しよ〜 り:しよう!
リンちゃん 私も、これまでの生活と比べて文字を書く時間が1日の割合の多くを占めるようになった気がする。気がするんだけど書いて添削したらどんどん文が短くなって最終的に消え失せて一体今日はなにをしてたんだっけ…という日が続いているので何もなくならないようにこのコラムを書きたい。 去年の冬りんちゃんと会ったとき、その時もりんちゃん大荷物だった気がする!カバンからコピックとか大きいノートとか色々現れて、デニーズの机がどんどん狭くなったその隙間でパフェを食べた記憶がある。
しめちゃんと 家にいる時間が増えて、文字を書く時間が1日の割合の多くを占めるようになった。みんなはどんな時間が増えたのかな。 "おうち時間"というパステルカラーの回るおもちゃみたいな言葉が誰もが使う言葉になりつつある。季節の温度を伴って、温かみのある事のようになっているが、それが非常に腹立たしい。 さて、今回高稲文通はテーマを設けてみようという話になった。根が明るくない2人がコンテンツとして楽しく見せるための前向きな姿勢なので大目に見て欲しい。 今回はカバンの
りんりんちゃんへ 私も返事が遅くなってしまってごめん!ままならない新生活になってるかと思います。りんちゃんはどう過ごしていますか? こんな世の中になってしまって、すごく時間があるのに私は無気力で毎日テラスハウス観てます。家でごろごろ怠けるのは誰よりも好きで得意としていたはずなのに暇でつまんないです。 〜〜 今から4年前、当時付き合っていた人と別れて悲しいきもちに浸る毎日を、一日一枚、その時の行動と感情をボールペンでコピー用紙にマインドマップのような地図のよう
しめちゃんへ 返事遅れてごめんなさい。 人生の足場の悪い岐路に立っていた。 人間視界やの手の届く範囲は元来定まったもので変えられないのだと、今回 よく思い知った。 でもそこから、手を広げていく為の四次元ポケット(仲介なイメージ)が発生することで、手広く仕事をしている人になれることを発見した、の だけど世界を股にかけるってこういう事なんだね、大変だと小さい机の上で感じたのだ。 それは自己犠牲が付き物で、コミュニケーションの大量発生。 できる人とできない人がそりゃ別れる
りんちゃんへ プレイリストをありがとう。日本の冬のバラードは馴染みがなかったからどれも新鮮な気持ちで聴いております。今は井上陽水と奥田民生のクリスマス・バニラシェイクを聴きながらこのコラムを書いている。 突然だけど、りんちゃんは将来の夢とかある?自分の夢を公にするのは恥ずかしいけれど、私は最近エッセイストになりたいと思っている。でもそれってどうやってなるのだろう。人それぞれなのだろうけど、末井昭や雨宮まみは出版社に勤務していたみたいなので、私もそういうところで働いてみたい
しめちゃんへ もうすぐクリスマスだ。 街は色んな色の電球できらめき、人々は血眼に幸せを求めている。 私は毎年家族と家で過ごすことが多い。染みをつけないでよと怒られながら赤い布をテーブルに引き、唐揚げがプチトマトとブロッコリーで彩られスパゲッティが大皿で山盛りに出てくる。通っていた造形教室で作った牛乳パックろうそくに火をつけて、この日はいつもは禁止されている歌いながらご飯を食べても良かった。 この記憶が一番鮮明なのは小学3年生あたりだ。クラスの子達の暴露大会によりサ
しめちゃんへ 謎肉まんの話かなりよかった。 私は移動の話をしよう。 私は今とてもそんなタイミングでは無いんだけど、今月末旅行にいく。 私は自他共に認めるほど徘徊癖があって、何処へでも歩いて行こうとする。アウトドアかインドアどちらかと問われるとインドアなのかもしれないが、ステキな家の壁を見るには外に出ないとみれないし、草っ原のうえで寝たり、ご飯食べたりするのも私は好きだ。もちろんネットサーフィンも好きだけど、ネットの波もドアの連なりと考えれば今の時代外も内も作ろうと
りんちゃんへ ほんと寒くなってきたね、年々寒いのが苦手になってきた気がする。これからもっと寒くなるのかと思うと私はイライラというよりも気力を失っている気がする。朝は特に起きられなくて、ほとんど毎日朝ごはんに辿り着けない。そんな冬の寒い朝ごはんにはほっかほっかの肉まんがあったらいいよねってことで、いまから謎肉まんの話するね、 友達と餃子パーティーをした時に、友達がこねたタネと私がこねたタネを比べると、私がこねたタネの方がなんとなくキュッと引き締まり、うまくでき
しめちゃんへ 私もコラムを書くことで自己の感情のコントロールをできるだけしようと心がけている気がする。気がしてるってところが重要で、丁寧なことをするとちゃんとしてる気がしてるという行為が最も重要であることが日本人だなとしみじみ感じている。 最近はとことん寒くなって、もっと寒くなるという気概が地球から感じられて酷くイライラすることが多い。特にスタジオの床が冷たく地ベタリアン制作が多いので、内臓が冷えて腹を壊したりしている。外身がいくら立派で強くても中身が弱ければ生物は脆
りんちゃんへ 返事遅くなりました。自己肯定感の話の、はじめに自分のことを認めるっていきなりハードル高すぎてとてもとりかかれないよね、アスファルトからはせめて原っぱへ移動して欲しいし、外壁の手にはカイロを渡したいと思って読みました。大切にして欲しい。 私はコラムを書くことを自分の中で習慣づけられたらと思って、先週書いてからおよそ1週間、次は何書こうかな何か書けるようなことが起きないかなとぼんやり思って過ごしていたけど気がついたら時は過ぎ、こんな初っ端から何も書けない
しめちゃんへ 地獄の業火の中、茶をすすりながら自己肯定感について考えている。 自己肯定感を上げるには自身を認めてあげることが一番の近道らしいことはもう何度も聞いてきた。そして聞くたびにその近い道はそれはもう険しく人生が終わるまでにたどり着けるかわからないかもしれないじゃないかと私は酷く憤慨する。毎回毎度飽きずにアスファルトを蹴り飛ばす。 私は物事を上手くショートカットすることが苦手だ。つまり近道ができない。よくガスコンロが隣にありながら石を叩き火をつけようとしてしまう。便
凜ちゃんへ お返事どうもありがとう。 凜ちゃんの、その地獄のような好奇心旺盛の姿勢によって、周りから怖がられることはなかなか辛いことだと思います、あったかいお茶でも飲んでください。 なにか知識が豊富な人の前だと自分に自信がないが故に、なんも知らない奴だと思われてしまったらなと自分を守りたくなって、それで「そのリップどこの?」って聞くのを躊躇ってしまう人のことを私はよくわかる。相手はそんなことでマウントしないってわかっていても、知らないから教えてって言ったら優しく教えてくれ
しめちゃんへ 前回のコラムは"ゆみより"と締めくくられていたが、彼女と会ってからずっと私は"しめちゃん"と呼び続けているのでしめちゃんといつも通りに続けることとする。彼女とは予備校時代財布がお揃いだった仲である。母に買ってもらったキャスキッドソンの財布はまだ壊れず残っている。そんなまだ若かった予備校時代のある日「今日帰り残っていく?」と聞かれた彼女が「眠くて怠いから帰る。」とささっと帰っていったのを横目にみた。私は最後の方まで残っていればお受験は報われると思っていたので、か