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省エネリフォームの補助金は、今年も大盤振る舞い!
「窓の断熱化リフォームに工事代金の1/2・最大200万円の補助金」
というかつてない大盤振る舞いを中心とした、政府による省エネ補助金キャンペーンが、去年に引き続き今年も継続になりました!
補助金は「どうせ毎年やってるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、基本的に予算は単年度で決定されるため、来年もこの規模が継続される保証はありません。今年継続になったのは、本当にラッキーなことなのです。
なぜ今、こんなに多額の補助金が
窓の断熱リフォームに投下されるのか?
実は来年の4月から、いよいよ悲願の「断熱性能の法制化」がスタートします。耐震性能と同様に、法律で定められた断熱性能を下回る住宅は建てられなくなるのです。
え?
今まではどうだったの?
なんと今までは(今でも)、断熱性能は「努力目標」であり、義務ではありません。つまり、無断熱の住宅でも建てることは可能です。(実際は「そのほうが売れるから」という理由で断熱性能は上がってきていますが)
既存住宅を見れば、1980年代頃までは無断熱の住宅も珍しくなく、1990年代頃までは床・壁・天井に断熱材を入れるという常識が形作られてきたものの、窓はアルミサッシ+単板ガラスという「冷たい窓」が当たり前でした。
つまり、住宅の歴史を見ていくと、断熱化がもっとも遅れてしまったのが「窓」なのです。だから、多くの家で「窓まわりが寒い」と感じられるんですね。
という訳で、来年の4月から法律によって強制的に、断熱性能を備えることが当たり前の世界に変わります。
そのため断熱性能の低い既存住宅への救済措置として、「高額な補助金を支給する今のうちに、断熱性能を高めておいて下さいね」ということなのです。
幸いなことに、窓だけを断熱化するリフォームは、案外手軽に行うことができます。他の工事との絡みが少ないため、工期も短く、部屋の片付けも必要なく、足場が不要な場合も多く、1窓から気軽に頼むことができます。
寒さや結露にお悩みの方は、ぜひこのお得なチャンスを逃すことなく、断熱窓にリフォームして、快適な住環境を手に入れてくださいね!(^^)
窓の断熱リフォームは、こちらの過去記事もぜひご参照ください。
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