共に生きるということは、大切な人の生き方を受け入れていくことかもしれない
妻がこの世界を去ってから一年と少し、落ち着いたかというとそんなことはなく、むしろ妻がいないということの実感が湧いてきて悲しみに沈んでいる日も多い。
死別から1年前後が最も鬱になりやすいということで、医師である友人からもくれぐれも無理しないようにと言われていた。ほんの少し前に一緒に過ごしていた誕生日や、記念日、クリスマスや正月などのイベント、隣に妻がいないことは違和感でしかない。「今自分は一人なんだ」「愛する人に会えないんだ」という現実をまざまざと感じさせる出来事が多く、深い