自分がしてくれたらうれしいと思うことを大事な人にする 2020/03/11
今日で震災から9年が経ちました。
僕は震災が起こった時、埼玉で働き出した初年度でした。
その前年度まで、福島県郡山市の奥羽大学附属病院で働いていたので、僕にはものすごい心の動揺がありました。
その日は、院長とスタッフさんのひとりの面談に、僕が付き添いでいた的な感じだったと思います。
テーブルの上のお茶が揺れ出して、おさまるかなと思ったら、もっと強い揺れになって、外を見てみると電線が相当揺れていたので、結構な地震がきたな、と感じたのを覚えています。
その後、東北が震源だったことを知り、津波の映像をニュースで目にしたのでした。
その時、福島県相馬市の歯科医院に勤めていた友人がいたのですが、その友人は実家が仙台だったので、しばらく帰るところがなくなり、僕の当時住んでいた1Kのマンションで一緒に生活していました。
川口辺りで仕事終わりにいろいろと食事してたな〜
計画停電も経験しました。
あの頃は、自分さえ良ければいい自己中心的な人間だったので、震災に対して何かできることがないか、なんて全然考えずに、ニュースの地震や津波の報道が減っていくと、次第に何ともない日常を過ごしていました。
埼玉で働いていたクリニックの院長先生は、勉強熱心な先生で、歯のことに関する本をものすごく読んで、実践していました。
そんな院長先生が、本が縦積みになったり、本が本棚に入ってなくて、乱雑に本が扱われているのを見た時に
「本がかわいそう」
と言ったのです。
その時は全然気にしなかったのですが
今日ふと
自分の人生を全力でどう生きるか?
を考えることはあるけど
「本」の一生とは何なのか?
「本」はどうされたら、うれしいか?
という謎の問いが浮かんできました。
「本」だって
買って終わり
読んで終わり
じゃなくて
その人の人生に影響を与えることができて
大事にしてもらえたら
幸せだろうな
と思ったんです。
なので
買った本は
買って終わりでも
読んで終わりでもなく
自分の人生の中の
何かの行動につながるように
読み方に気をつけよう
と思いました。
そんな時は
アウトプットの仕方が大事なので
メモの魔力方式で
抽象化・転用して
実際に自分の行動を変えることで
読んだ本の一生を全うできるように
してあげたいと思います。
自分がしてくれたらうれしいと思うことを、大事な人にしていきます
そのために
僕の仲間や大切な人に
何があったらうれしいか
直接聞いたり
想像して自問自答していきます
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