つながりが解決する、なめらかな世界

今日は貴重な機会をいただき、本当にありがとうございます。この日を迎えることができたのは、この場にいるみなさん、いつも支えてくれているみなさんのおかげです。ありがとうございます。

ふじみ歯ならびクリニックの高橋一人です。

52,560,000、これは100歳まで生きるとして、あなたに与えられた時間
52,560,000分です。
今日はそのうちの貴重な7分をいただき、お話をさせていただきます。
本当にありがとうございます。

僕は、僕と知り合った方に、つながりのある豊かでなめらかな人生を送ってほしい、と思っています。

なぜそう思ったのか、きっかけの話をまずしますね。
静岡でお子さんの歯並び治療専門のクリニックを開業して5年が経ちます。
その前は埼玉で働いていて、そこは虫歯でも入れ歯でも何でも治療する歯医者さんでした。当時の目標は、他の歯医者さんに負けないように、何でもできる歯医者さんを目指していました。
その時の僕の価値観は、勝つか負けるかが基準になっていて、目の前のこの人にはここが勝っている、この人のここには負けているからどうやって勝とう、とか他人との比較ばかりをしていました。
その結果、周りに頼れる人がいなくなり、孤立していました。

埼玉で4年間働いた後、地元の静岡で開業しました。開業して2年目に、母が入院しました。僕は、母の反対を押し切って、ものすごい借金をしてクリニックを開業したので、お見舞いに行った時に、自分の体のことより、僕の借金のことをものすごく心配していました。最初はすぐ治って帰ってくると思っていました。そんな母は、急性白血病だったので、結局1か月くらいの入院期間で亡くなりました。

その後、ふと参加した異業種交流会で、歯医者ではない、いろんな人たちと出会うことができました。僕がこんなことをやってみたい、と言うと、ありがたいことに、みんな助けてくれました。

そんなすばらしい仲間とのつながりの中で、人は勝ち負けではない、助け合うことができる、という気持ちと、今まで育ててくれた母への感謝の気持ち、に気づくことができました。

しかし、母にいつも笑顔でいてほしい、母に恩返ししたい、と思っても、母はすでに亡くなっています。
だったら、僕にできることは何か？
それが、僕の出会ったお母さんが笑顔になる世界を作ること、だったんです。

でも、僕ができることは、お子さんの歯のお悩みをなくすことくらいです。しかし、僕と出会ってつながってくれたみなさんとだったら、お母さんの周りにあるお金や起業などの問題をなめらかに解決するだけでなく、情報や遊びをなめらかにすることで、お母さんの楽しい！を増やすこともできる、と確信しています！

そんな子育てをしているお母さんを応援する個人や団体の横のつながりを作る「子育てお母さん応援隊KOOT」の活動を最近始めました。
ご興味ある方はぜひつながっていただけるとうれしいです。

ではここからKOOTの1メンバーとして、僕のクリニック、ふじみ歯ならびクリニックが何をしているかお話しますね

小学校2年生の女の子です
上の前歯がすきっ歯で、下の前歯のガタガタが気になる、というお悩みです。
よくある歯並び治療は、金具を歯にくっつける方法ですよね？
この方法は、歯はちゃんと動きますが、金具の見た目が気になったり、歯の痛みがあったり、費用がかかったり、いろんな弱点もあります。

さて、歯並びはなぜ悪くなるか、知っていますか？
実は、口で呼吸することが習慣になってしまうと、口の周りの筋肉が衰えて、アゴの成長が足りなくなるので、歯並びが悪くなってしまいます。

なので、歯並びを良くするためには、口呼吸をやめて、鼻呼吸に切り替えるトレーニングをします。

そのために、口の周りの筋肉をトレーニングするマウスピースを使います。使う時間は、起きている時に1時間と夜寝ている間だけです。これを2〜3年続けます。
始める時期は、アゴが成長している時期なので、前歯が生え変わってきている時期が最適です。見た目を気にすることもなく、痛みは少なく、費用も金具の半分以下で済みます。

さらに、寝ている時にアゴに負担がかかると、アゴの成長を止めてしまうので、アゴに負担をかけない水を入れた枕で寝ます。

実はこれだけで、金具を使わずに歯並びを治すことができます。

うちのクリニックはもちろん、僕が今ここでお話のお時間をいただいているのも、本当に周りのみなさんのおかげです。これからもっともっと僕の周りのみなさんへ恩返しができるように、なめらかな世界を作っていきます！

大丈夫！みんなでやれば世界はなめらかにできるよ！

ご静聴ありがとうございました