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みんなの心にセワポロロ

これは精霊の仕業かの一席。

先週から大量の梅、実山椒との対話をひたすらにしておりまして、次は立派な赤紫蘇の番。

手がびっくりするほどアクで真っ黒にそまり、お会計の時少し恥ずかしいです。

さて本日は、赤紫蘇といえば!の、あれ。

夏に飲みたくなる、あれ。

色遊びにくらくらさせられちゃう、あれ。

その七変化ぶりは、まるで精霊の仕業なのでは?と思ってしまう。

精霊、、、。

我が家にも、網走からやってきた精霊「セワポロロ」がおりますが、なんだか、あれと相思相愛な気がして、そっと横に添えてみた。

きゅぅうんっ!とくる組み合わせだ。

ここ数日はセワポロロのお陰か、よき出会い、人の温かさに包まれ、涙がちょちょぎれそうです。

皆々様に、ぜひともお福分けしたい。

ので本日は、精霊を召還。

否。

「紫蘇」「塩」「クエン酸がたっぷり入った材料」「水」「ざらめ」をご用意くださいまし。


材料

紫蘇 お好みの量(今回は大きいボウル1杯180gくらい)
塩 4本指でつかめるくらい(あく抜きできたらそれでよし)
水 紫蘇が浸るくらい(だいたい1Lくらい)
ざらめ お好きな甘さ
クエン酸かレモン汁かお酢 お好みの酸味



作り方

1、これをしないとえらいこっちゃ

紫蘇のアクを抜く作業。これを怠りますと、泣きますきっと。
しょっぱくならぬ程度に塩を振りまして、塩もみしましょう。鮮やかな紫色のアクがでてきます。

2、アクとはララバイ

でてきたアクはここでララバイ。チェッカーズのギザギザハートの子守唄を口ずさみながら。


3、サッとお水を

サッとお水で洗って塩抜きをしましょう。


4、紫蘇の色遊びに溺れましょう

紫蘇が浸るくらいのお湯をボコボコ沸かします。湯量が少なければ少ないほどより紫蘇のお味が濃くなります。サッと湯がいて、紫蘇が緑色に変わりましたら火を止めましょう。さてさて楽しくなってきた。ここから紫蘇の色遊びにおぼれおぼれるターン。


5、あの深い紫はいづこへ?

湯がく前の紫色はどこへやら。青々とした緑色に茹で上がった紫蘇をギュッと絞ります。


6、甘みとの対話

ここからはお好みの甘さを見つけましょう。

7、美しき紫色の宝石なのか

またもやって参りますは色遊びのターン。酸味のあるものを足しますと、たちまち宝石みたいな紫色へと変身します。これは精霊の仕業なのではと思うくらいに美しいのです。お好みの酸味になるまで調整いたしましょう。

以上。


今日のツボ
・紫蘇の色遊びを楽しむ
・塩もみを忘れることなかれ
・お湯の量はお好みの濃さによって変えましょう
・まずはワイルドな緑に溺れましょう
・甘味はお好きな量で
・酸味を足すとあら不思議


この1週間は、なぞのハッピー連鎖が止まらず、ありがとうフィーバーも同時におこっている。

セワポロロのお陰なのか。

本当にいい人たちに囲まれていると、仕込みたての紫蘇ジュースをギンギンに冷やして一気に飲み干す。

セワポロロに乾杯。

このあと、寅さんつながりのご縁でたまに連絡を取り合うようになった方から、ニヤつく知らせが届きました。

お次は日本酒をひっぱりだして、米倉先生に乾杯。

世の流れに追いつけてないのですが、ゆっくり馴染んでゆこうと、液体なのに噛み締めております。

みんなの心にもセワポロロを。

ありがとう、セワポロロ。
(セワポロロに一礼)

お後がよろしいようで。


食べたいものをつくる人 高橋 拝。


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