反省一妻の詩(72)

限りなくどこまでも行くというのか
だが幸福だけを求めればよい
幸福はここにあるのだから
          ゲーテ『反省』

図書館の一角で手にした
ゲーテの訳詩

「反省」というタイトルと
この詩を
立ったまま
ずっと
くり返している
高校2年の私がいた

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