どっしりとした かろやかさ一妻の詩(122)


この世界には
人の数だけ人生がある
私のスペシャルが すべての人のスペシャルではなく
すべての人の人生に そのスペシャルな重みがある

私の日常なささいなことにも一瞬の輝きがあるように
どれだけこの世界には 
それぞれの人の一瞬一瞬の輝きがあるのだろう

私の悲しかった一瞬も 
深い輝きをおびていたのかもしれない
だから 切ない思い出の詩も生まれ
今 読み返しても自分の心に響くのだろう

やっぱり 慎ましくだね 梢さん!
重心をしっかり下ろして 
どっしりとした かろやかさで

―どっしりとした かろやかさー
なんか 不思議ありようだけど
あるのだと思う

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