もう一度、新しい人生を
デジタルカメラに再び挑戦している。
カメラは、パートナーであるKさんからの贈り物だ。
これをいただいたときには、とても抵抗感があった。
カメラを手にすることに対しての抵抗感だ。
というのも、以前(2023年12月18日)に
noteに『運命の恋』という記事で書いたが
遠い昔々に交際をしていた男性が
プロ・カメラマンだったからだ。
その人と交際していたときに
私は彼の話し相手になれるようにと、
少しばかりカメラをいじった経験があった。
カメラ・スクールに通い、自宅ではフォトマスターの学びもした。
ところが、そのときの彼とはサヨナラが訪れ、私は悲しみのあまり自分のデジタルカメラも、フィルムの一眼レフのカメラをも棄てた。
なので、Kさんからの贈り物のデジタルカメラを見たときは
「私は二度とカメラを持つのは無理」と抵抗感があったのだ。
……それはもう4年前もの話である。
以来、Kさんからの贈り物のデジタルカメラはずっと押し入れで眠っていた。
先日(2024年4月7日)の記事で綴ったが、
この春、私はキリスト教会に受け容れてもらったことで、新しく生まれ変わったような気持ちになった。
そして思った。「そうだ、カメラをもう一度!」と。
Kさんが私にこの贈り物を選んだのには理由もあることを私は知っていた。病身の私がちょっとでも行動的になり、活き活きとなれるようにと、私を想ってのプレゼントであることを。
というわけで、この春からのチャレンジのひとつは”カメラ”
カメラ片手に、たくさんのことにトライしていきたいと
今は心が躍っている。
ころよく、桜の時節にKさんからのカメラでたくさん花吹雪を撮ることができた。
車椅子を押してもらいながらではあるが、明日はチューリップ園に行って
楽しんでこようと計画している。
このカメラと共に”新しい出来事”と”新しい風景”を、さらには新しい人生を切り拓いていこうと決意しながら。