なんで『公式問題集』の音声を聴いているのか? TOEIC質問箱2023.5.14
こんにちは高橋です。
以前『公式問題集』を復習した後は音声を隙間の時間に聴いているということを書きましたが、今回はこの部分を少し突っ込んでみたいと思います。
僕が音声を必ず聴く理由は次の2点です。
実質1回分の復習になるから
TOEICの典型表現が身につくから
復習をしてから、間を置かずに聴くと、復習した語彙を再確認することができます。
僕の実感では適切な時期に復習すれば語彙が浮かび上がってくるような感覚を味わうことができます(1か月程度あけてしまうと、ほぼ復習したことが頭から消えてしまうと思います)。
もちろん、どこがうろ覚えになっているのかも確認できます。
そういう部分に関しては、またテキストに戻って復習すればいいわけです。
『公式問題集』の『5』以降はリーディングの音声も聴くことができるようになっています。
だから、リーディングも同じように聴いて復習することができます。
結局、聞こえない理由というのは、語彙力が足らないからです。
であれば、どこが聞こえていないか、確認するだけで、抜けている語彙の確認になるということになります。
それから、「TOEICの典型表現を身につける」ことができれば、確実に速く読めるようになります。
例えば、
という文章を見たら瞬時にこの文章は仮定法であり、「新しい手順に関して質問があれば、遠慮せずに上司に連絡してください」という意味になるのだ、とわかる必要があります。
こういう本番の試験で必ずみかけるような典型的な文章に時間を費やしていると結局あなたがいつもしているように大量に塗り絵をする羽目になります。
TOEICではこの手の典型文には絶対に時間をかけていてはいけません。
しょっちゅう見かける文章は耳からも目からも頭にぶちこんでしまう!ことがとても大切になります。
隙間に音声を聴いていると言うと、返ってくるのが大抵ネガティブな意見です。
ただ、隙間の時間を最大限利用してリスニングの点数を伸ばしてきた身からすると、耳を使わないなんて逆にナンセンスだとさえ思っています。
『公式問題集』に出てくる表現は目と耳から頭に入れるようにするのが、最善だと強調しておきたいと思います。
●追伸
速く読めないのはテクニックの問題ではありません。
単に語彙力が足らないからです。
そこを勘違いしていると、いつまでたっても現状のままです。