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問題集はまず音声を聴いてしまいます! TOEIC質問箱2023.4.8
こんにちは高橋です。
僕は『公式問題集』以外の問題集については、リスニング、リーディングに関わらず、まずすべての部分を隙間の時間を利用して聴いてしまう、ということをよくします。
例えば移動中に模試を解くというのは現実的ではありませんね。
だから僕は、すべてのパートをまず聴いたあと、聞こえなかったところをチェックして、そこだけ復習をする、という手順で勉強しています。
まえにディクテーションやシャドーイングの話をしたときに、結局リスニングでも大きくものをいうのは、語彙力だ、と話をしましたね。
語彙力が足らないから意味として認識できない、というのがリスニングの不出来の大きな原因です。
だとすると、読んでわかる文章であれば、例えばそれが音声として読まれたとしても、理解できるはずです。
もちろん、反対に読んでわからない文章は当然聴いてもわかりません。
僕の場合、問題文を含めて音声になっている部分を5回通しで聴いてしまいます。
最近はリーディングの部分も音声になっているものがほとんどなので、リスニングもリーディングも同じように聴いてしまいます。
隙間の時間を使うので、とぎれとぎれになることも結構あります。
そういう切れ方は気にせず、とにかく通しで5回聴きます。
5回通して、それでも内容が聴き取れなかった部分がまさに復習が必要な個所です。
結構無茶なやり方に聞こえるかもしれませんが、僕は800点を超えたあたりから、こういうことを日常的にしています。
繰り返しますが、リスニングが聴き取れない理由の第一に来るのは語彙力が足らないからです。
だとすると、聴き取れない部分というのはまさに語彙が不足している部分だ、ということになります。
集中が途切れてしまうことがあっても5回通しで聴けば、途切れた部分をカバーすることができます。
学習で大切なのは、自分がどの部分をわかっていないのか、把握することです。
隙間の時間を使ってその把握ができるとすれば最高だと思いますがどうでしょう?
●追伸
もちろん『公式問題集』ではこういうことはしません。
最新の『公式問題集』を解くと、本番の点数をほぼ正確に推測できるという、とても大きな利点がまずあるからです。
『公式問題集』だけは、解く→復習する、をしつこく繰り返しています。