#平成最後の夏 な写真には夏の湿度が足りないんじゃないのって話

#平成最後の夏 というタグをよく見ておりまして、俺自身が陰キャで夏休みのない生活を送っていたためか#平成最後の夏（笑）みたいに馬鹿にしてる部分もあったのですが、いざ休みをちゃんと遊ぶと楽しいものでございます。

ってことで昨日久々に友人たちとカラオケに行ったんです。わたくし、カラオケのレパートリーというのがないので、せっかくなので流行りの曲を覚えていこうと思ったんですよね。それで聞いていたのがこの曲。

はい、去年すごく流行った打上花火ですね。それを今更聞くという時点で流行りから遅れているのかもしれないんですけど、曲が良いものでして今年はよく聴いておりました。ちなみにずっと「よねづげんすい」と呼んでおりました。お恥ずかしい。

さて曲は凄く好きだったんですけど、↑の動画は映画「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」で使われているものらしいです。俺、この手の動画を見ててどうにもキラキラ溢れている雰囲気が慣れないんですよね、やはり陰キャなのが要因でしょうか…ってのは半分冗談ですけども、この手の【キラキラ輝く夏】って、例外なく夏らしい湿度を感じられないんですよ。で、その影響が #平成最後の夏 な写真達にも表れている気がするんです。

最近はフィルムで撮った、フィルム調、みたいな「ちょっとノスタルジーな雰囲気で撮る」「エモい」みたいな写真が流行りですが、その手の写真からは、夏特有の湿度を感じられないんですよね。ディスプレイ越しに見ているからなのかもしれないけど。

とはいえ、うだるような暑さの中、写真の中ぐらいは美しい思い出でありたい、という気持ちも分かるけども…。この歴史的猛暑を記録した平成最後の夏。写真から、この夏を振り返る雰囲気がほしいのです。まー俺も「ディスプレイ越しの写真から湿度が感じられるか！？」と言われれば、正直なところ難しい。故に俺も頑張ろうと思います。