晩御飯を作ろう

iGEMのアドカレ2の12/4です。おはこんばんちわ、懐かしいですね。

普段研究していて何が困るでしょうか。大学の講義に加え、成績にも入らない研究をしていると時間が圧迫されてしまいます。まず真っ先に削られてしまうのは食事の時間なのではないでしょうか。事実、私も忙しい時は帰路の途中でスーパーにより、カロリーの高い菓子パンを購入し、家に着くまでに食べるという生活を送っていました。良くないね!

そこで今回は、なるべく簡単に作ることのできる料理を紹介し、皆さんの食生活を保全しようと思います。料理時間だけであれば30分程度ですが、後片付けを加味すると1時間程度になります。思ったより負担が大きかったですが、菓子パンを毎日食べるよりも健康的な生活を送ることが可能かもしれません (これに関してはなんら保証するものがなく、不健康になっても、健康すぎて毎日が楽しくなっても責任を負うことができません)。

ひき肉とキノコの炒め物

材料

$$
\begin{array}{|c|c} \hline
ひき肉 (ミンチでも) & 好きなだけ\\ \hline
好きなキノコ & 好きなだけ\\ \hline
ナス & 好きなだけ\\ \hline
米 & 食べるだけ\\ \hline
塩胡椒 & 味見しながら\\ \hline
味の素 & 味見しながら\\ \hline
粗挽き胡椒 & 味見しながら\\ \hline
オイスターソース & 味見しながら\\ \hline
油 & 大さじ2\\ \hline
\end{array}
$$

作り方

30分で作り終えます。

  1. 米を計りとり、研ぎ、炊飯器に安置します。時間を置くと美味しいらしいですが、私の下では違いがわからなかったのですぐに早炊きをします。

  2. 以下の作業は米が炊き上がるまでに行います。まず、フライパンに油を引き、中火でひき肉を焼きます。塩胡椒味の素をいい感じに振り、一度放置します。

  3. 肉を焼いている間にキノコとナスを切ります。私の好きなキノコはエリンギです。比較的小さめのサイコロ状に切り分けます。

  4. 3をフライパンに入れる前に肉をバラバラにします。ちゃんとバラバラになっている方が美味しいです。

  5. 3をフライパンに投入し、ほんのり焼き色がつくまで待ちます。

  6. 焼けたと思ったらオイスターソースを回しかけ、全体と馴染むように混ぜます。味にムラが出ないようにします。同時に、粗挽き胡椒を加え、調味料のおいしさに感動します。

  7. 肉に火が通っていることを確認しながら味見をし、ちょうど良い味になるまで調味料を加えます。調味料の引き算はできないのでそこに注意が必要です。

  8. 火を止めて皿に盛り、米が炊き上がれば完成です。

さらに慣れてくると上記の料理は30分かからずに作れます。そこで、余った時間で卵焼きを作ったり、市販の納豆を追加することで栄養を増やします。足りない野菜は野菜ジュース等で補います。

さて、他のレシピも書こうと思ったのですが、かなり一般的な料理 (野菜炒めなど)しか作ったことがなかったことに気がつきました。わざわざアドカレに書くようなことではありませんね。そこで、個人的にJapan Meetupに感じたことを書こうともいます。iGEMについて言及したら負けだと思っていたので、4日目で敗北です。

Meetupについて

はじめに

まず、私は一参加者に過ぎなかったということを明記する。運営の大変さなどを知らずに感じていたことを記載するが、それではあまりに建設的ではないことと、2025年には運営側になる機会をいただけたため、改善策等思いついたものも記載する。

2024年の8月にあったMeetupのスケジュールは以下の通りである。この時は国立感染症研究所所のご支援によって会場を利用させていただいたため、感染研の紹介が含まれている。

全体の流れ

  1. オープニング

  2. アイスブレイク

  3. 感染研の紹介

  4. 各チームの発表 (休憩も含む)

  5. iGEM Japan Communityについて話し合おう

交流か議論か

Meetupに参加者が求めるものは何か。それを考えた時に浮かんだのがタイトルにあるように、交流か議論か、である。現状のMeetupではオフラインとオンラインの両方を行っている。そして、私の参加していた2024年のMeetupでは交流が重視されているように感じた。その一方で、私自身としてはMeetupでの交流を否定しないものの、その機会を有効に利用できないか思案していた。そこでUTokyo 2024では8月のMeetupで自分たちのプロジェクトについて詳細に紹介し、アントレプレナーに繋がるアンケートの実施を行いました。自分勝手な行動だとは思うが、それくらいのハングリーさを持って参加する姿勢があってもいいように思う。

こういったアンケートは一方的な意見の収集に終始する。それよりも議論ができる方が建設的だと考えている。議論をするためには各チームのプロジェクトについてそれなりに知っておく必要がある。しかし、8月の忙しい時期に別のチームの詳細な情報を仕入れ、それを解釈し、議論をするというのはかなり困難である。また、参加年ではないチームにとっては疎外感を感じさせるような場になってしまう。

このような問題点について、以下では交流と議論の二点について考えていることを記載する。

交流について

2024年のMeetupで十分に交流できたかというとそれは偽になる。
アイスブレイク、休憩時間、終了後など交流するための時間は多くあった。これは私が他のチームの人に話しかけに行かなかったことに原因があるが、時間的にも困難だったと思う。交流メインで会が企画されていると感じる一方で、運営から提供する交流する術についてよく考えられているとは思えず、何もないデカい空間に放り出されて衝突するのを待つかのような系ができていた。参加者としては「ここは交流をする場である」ことを強く主張してもらいたかった。その一方で参加者として交流するために動けていたとは言えない。なかなか知らない人に話しかけないという日本人的な振る舞いによって、会の途中は盛り上がりに欠けていたように感じる。この辺りの意識を変えて、より活発な場を作れるようにしたい。

また、交流がメインだと感じる一方で、各チームの発表のために多くの時間が割かれていた。研究について話すのだから片手間で説明できるものではなく、それゆえ時間も必要になる。用意された時間は満足とは言えず、細部について伝えることが困難であったり、また競技という性質上、秘匿する部分があった。後者については競技性を尊重するため特に口出しをしない。一方で前者の、各チームのプロジェクトを伝える部分の改善を図ることがMeetupの目的を達成するのに役立つを考えられる。

いっそのこと各チームの発表を無くしてしまい、交流メインで長時間話し合うのはどうだろうか。流石に議題はiGEMに関係することの方がいいが、もっと個人同士が接触する時間を増やす方が交流のきっかけになると思う。Meetupという場で交流を完結させずに、終了後も共に努力する具体的な存在として知覚できるような機会にしたい。(私の反省にはなるが、異なるチームに同じ大学2年生の知り合いがiGEMerにほとんどおらず、少し寂しいと感じる。同世代の仲間が欲しかったりする。)

また、新規チームのニーズと出場経験のあるチームのニーズの両方が最大限満たされるような会にしたい。前者は特に、iGEMそのものやプロジェクトの進め方について知りたいと思ってMeetupに参加するだろう。現時点ではMeetupでも多少の説明があるものの、参加したおかげで大きな学びがあったとは言い難い。後者は本当に何を求めているのはわからない。UTokyoは4年連続で出場させていただいているが、Meetupになぜ参加しているのか分からない。交流をするためかもしれないが、参加者である私は半ば義務感で参加していた。こういった姿勢を直すべきではあるが、こういった姿勢で参加する参加者を減らせるような企画を立てることが今後の課題になると思う。(どういった目的でMeetupに参加していたか教えていただけると助かります。)

まとまっていないが、交流については、より参加者同士が接触する時間を増やすようなプログラムへと変更する方が良さそうである。会を追うごと知っている人が増えることで、Meetupが活気付いていくのではないかと思う。また、参加者側も一歩踏み出して新しい友人を作ってみてほしい。

議論について

上記の交流をするために各チームの発表時間を削ることを提案したが、では今まであったような質疑応答はどうするのか考える必要がある。議論は対面の方が効果的だと思うが、さまざまな問題から全てのチームのすべてのメンバーが一箇所に集まって議論することは困難である。これを解決する手段を私は知らないが、効果的に議論をする方法を考えてみた。

いままで各チームの発表後に質疑応答があったが、それだけでは議論したりない。情報も時間もなく、多くの場合すでに検討された質問か情報不足による検討はずれな質問が生じてしまう。これではせっかく時間をとった意味がない。そこでもっと早い段階からプロジェクトの進行や実験の様子などを共有し、他のチームの現状についても相互に理解している状態を作ることができれば、議論が実のあるものになると思う。Meetupから離れてしまうが、2024年のUTokyoは、Waseda-Tokyoと縁があり、夏に4, 5時間程度、議論を行うことができた。これは一回だけだったが、私たちはこの議論のおかげでプロジェクトの方向性やdryについて改善を図ることができた。また、Waseda-Tokyoの方にも良い影響があったと記憶している。

こういった場をMeetupで提供することは時間的に不可能である。一方で、これくらいのことをしなければちゃんとした議論ができない。そこで、2, 3チーム程度で集まり、定期的に議論する場を設けるのはどうだろうか。継続して外部と議論することで視野の狭窄から抜け出せたり、他のチームから学ぶこともできる。競技であるものの、協力できる部分では最大限に協力することで日本のiGEMチームが強くなれると思う。Meetup以外の場所でもコラボレーションができるはずである。いわば相互のMentorとなって協同するのである。

手を取って1年をともにするようなチームは議論するだけでなく交流にも繋がる。iGEMに参加した人ならわかるように、時間は関係性を作り上げる。相互のMentorとなることで議論と交流の両者を実現できる。この時Japan Communityは何ができるだろうか。おそらく場の提供である。Communityから協同を促したり、discordチャンネルの作成や、初期の調整、もしくは議論への参加などが考えられる。何はともあれ日本全体で強くなれるような動きをしたい。

書いているうちに取り止めがなくなり、ふにゃふにゃした文章と理想論を書いてしまったが、Meetupに対する所感は上記のようなものになる。今後はCommunityの運営側として、日本チームをサポートできるよう活動する予定である。何かあればCommunityでも私個人でも連絡してほしい。

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