パンの話

iGEMのアドカレ2です。初めてアドカレというものを書いてみます。お付き合いください。

はじめに

私はiGEMのwet実験のために医科学研究所 分子遺伝医学分野の岡田尚巳研究室に通っています (現在は実験をお休みしています)。東京都港区の白金台駅を出てすぐのところにあり、非常に素晴らしい立地をしています。私はここに半年程度通っていたため、港区女子と呼んでも差し支えないでしょう。気安く話しかけないでください。金を取ります。

話が逸れてしまいましたが、私が皆さんに共有したいのは、医科研の食事場についてです。立地がいいとは申し上げましたが、それは交通の便がいいというだけです。バカでかい土地を有しているだけあって、周辺にご飯を食べるところがありません。私が知らないだけかもしれませんが、港区ゆえにきっと高額なのでしょう。iGEMのせいかわかりませんが、私のお財布は非常に虚しいので、昼ごはんを奮発することができません。そこで、私は医科研のすぐ近くにあるマルエツで昼食を買うことが多いです。そんなマルエツのパンを個人的に美味しい順に紹介します。

厳しさ

これを書いているのが11/29で公開日が12/2なので実際に店舗に行き、写真を撮ることができませんでした。パンに肖像権があった際には許可を取る必要があるため、今回はパンに肖像権があったと仮定します。また、インターネットパワーでも正確な商品名を探すことができず、不正確な情報が記載されています。これはインターネットが弱いせいなので、今回私に落ち度はありませんでした。

りんごデニッシュ

最も美味しいパンです。大きなリンゴの切片がデニッシュの上に鎮座してます。時期によってリンゴの酸味が変わりますが、間に存在するカスタードクリームとの相性も素晴らしいです。これは食べるのが難しいですが、プロのりんごデニッシュ頬張リストになれば口周りを汚すことなく食べ切ることができます。

砂糖まみれ揚げドーナツ

これは非常に危険なパンです。一口噛むたびにドーナツから油が溢れ出てきます。表面が真っ白になるほど吸着している砂糖もこの油に溶かされ、背徳的な味を生み出します。これさえあれば実験続きで働かない頭も一瞬で活性化されます。多分。また、口を汚さずに食べることは不可能であることが私によって実証されており、ティッシュ等を用意することをお勧めします。

サーターアンダーギー

先ほどに引き続き、こちらも非常に危険なパンです。ふわふわな表面とカリカリな表面が存在し、食感で楽しませてくれるだけでなく、しっかりと中身が詰まっており、満足感もあります。味は普通ですがコスパがいい気がします。おそらく。これが危険な理由は水分を過剰に奪うことです。何も飲まずに一袋食べることは困難であり、食後の口内の渇きは想像を絶します。

なんとかメロンパン

正式名称がわかりませんが、メロンパンの前にメロンパンを修飾する表現がついていました。小粒なものの表面がサクサクしており幸せを体現しています。全体的に味のバランスが取れており、序盤の強キャラのような立ち位置です。マルエツのパンにありがちなのですが油っぽいので大きさの割にお腹に溜まります。

終わりに

いかがでしたか。マルエツのパンの素晴らしさを理解していただけましたか。上記に記載されているものは特筆して好みであるものであり、他のパンが不当な扱いを受けているわけではありません。今後は白金台に通うことは減り港区女子から本郷男子にクラスチェンジするためリンゴデニッシュを食べる機会が減ってしまいます (全ての店舗にリンゴデニッシュがあるわけではない)。つまり、私を港区女子たらしめていたのはリンゴデニッシュだったのです。