TAKA Guitar works第100回「音のチューニングは心のチューニングにつながる。音へのマナーを」
どうもTAKAです!
何も分からないまま気が付けば100回になりました!
(まだよくわかっていませんがw)
ギターに纏わる知識を皆さまと楽しく共有できればと思います。
これからも皆さんによろしくお願い致します!!!
今回のテーマは、
「チューニングはとても大事なマーナー」です!
ギターだけでなく、
弦楽器には欠かせないのがチューニング!
このチューニングは当たり前になるまで、
「面倒」
感じてしまいますが、
この面倒を当たり前になると良いことや、
チューニングの種類・なぜ重要かの点プラスαのお話です!!
・ギターに大事なチューニング
ギターのように弦楽器は、
温度や湿度など、
演奏環境によってネックや弦に抵抗が掛かり、
チューニングが変わりやすい傾向があります。
その為、
チューニイングを良くしておかないと、
気付かないうちに、
音程が悪くなって、
どんなに弾けていても、
「下手に聞こえる、弾きづらい」
このようになってしまいます。
・ギターがどんどん良くなる
チューニングをしっかり合わせることで、
ギターの木があっているチューニングの音程に共鳴して、
正しい音で合いやすくなります。
逆に、
あまりチューニングせず悪い状態で演奏をする癖がついてしまうと、
ギター自体にも悪いチューニングのままギターが育ってしまうので、
より良い状態にするためにもしっかり普段からチューニングしておきましょう!
また、
ギターと共に自分自身の耳もよくなり、
ささやかな音のズレもわかるようになるので、
ギターにも自分にもよう事が多くあります。
・どうしてもチューニングが合わない時のポイント
チューナーなどを使ってチューニングしても、
他の楽器と弾くと外れて聞こえたり、
そもそも音が合わないなどの経験はありませんか?
そんな時にいくつか抑えておきたいポイントがあります。
・ギターのリペア
・チューナーの電池
・周波数
まずはこの3点を気をつけてみてください。
まずギターのリペアに関しては、
ギターは開放弦のチューニングとオクターブチューニングがあります。
ネックの反りやフレットやパーツの劣化など、
長年使っていくとギター自体の調整が必要になります。
慣れてしまえば自分でもできますが、
慣れないうちはギターのリペア屋さんに見てもらい、
良い状態にしてもらうのもオススメです。
散髪に行くように、
定期的に行ううちに、
少しの変化も自分自身で気が付けるのでオススメです!
次にチューナーの電池です。
意外とチューナーの電池は持ちますw
それが故になかなか電池を変えずにしていると、
反応が悪かったり、
実は合っていない場合もあるので、
チューナーの電池も注意してみてください。
次に、1番の盲点!!
周波数です!
チューニングには周波数があるのをご存知ですか?
どのチューナーも設定を変えてチューニングする事ができます。
稀にケースの中で勝手に電源が入り、
とんでもないヘルツになっていることもありますw
また、
電子ピアノなど一定の音程の楽器と演奏する場合に、
チューニングが悪いやヘルツが合っていない状態では、
演奏があっていても、
音が外れて、
「気持ちの悪い」
聴き心地になってしまうので注意が必要です。
一般的には441㎐で合わせる事が多いと思います。
数十年前までは、
ジャンルによって440㎐か441㎐でしたが、
デジタル音楽などの普及で、
次第に441㎐が定番になっていったようです。
また、
ジャンルや編成によって、
ギターは役割が変わる事があり、
442㎐にして下さいと指定される場合もあります。
生ピアノなどと演奏する場合に、
どの㎐で合わせたかによってギターもヘルツを変えるなんて言う現場も過去にありましたw
ライブよりもレコーディングがほとんどですが、
基本的には441㎐が基本になっているので、
441㎐でしっかりとチューニングして、
違和感を感じたらヘルツの確認もしておきましょう!
・あえてずらす技法
近年では少しチューニングをあえてずらす方法も実はあります。
ズレているのとズラしていることでは大いに違います。
その場合、
バンド全体のチューニングの共有が必要ですが、
海外のバンドでは、
チューニングすら個性というバンドも多くあり、
ほんの少しチューニングを外したり、
ヘルツを変えているバンドなどもあります。
チューニング自体は、
このチューニングだとこの音になるという指標なので、
確かにある意味固定概念のようにも感じます。
マニアックな音大では、
音の間の研究もされているぐらい、
音階では表せない音の研究もしているので、
時代の変化によっては柔軟な発想は必要かもしれません。
自分の好きなプレイに合わせたチューニングをしていきましょう!
・音のチューニングは、心のチューニングにつながる。
音へのマナーを
弾き心地ももちろんですが、
お客さんや同じバンドメンバーなど、
自分以外の人に届く、
「聴き心地」
をしっかりしてあげるは演奏者のマナーだと思います。
確かに面倒なことではありますが、
その面倒を怠るとそれまでの演奏しかできない印象があります。
例えば、
人と食事に行く約束がある場合。
何日もお風呂にも入らず・歯を磨かず・汚れた洋服で行きますか?
事情が場合もありますが、
なかなかやらない行為ではあるともいます。
お互いに良い時間を過ごすためにも、
マナーとしてチューニングを心がける事が、
演奏する上でもとても大切です。
よくしていても悪いことはないと思うので、
演奏する上で自分のためにも、
音を届ける人への聴き心地を良くすることで、
より良いプレイが出来る様になるので、
マナーとしてもチューニングをしっかりと行って良い演奏をしましょう!
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