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出口戦略に寄せて

【閲読注意】
※尾篭な話が含まれます。
今日、大人の階段登りましたので、読者諸賢の後学のため(?)共有させていただきます。自分が人生の先輩から聞きたかったのはこういう話…

一昨日、全く痛くないのに弊社出口から鮮血がほとばしったため、覚悟を決めて最寄りの出口診療科を受診した。
出てきたのは予想に反し女性のドクターだった。聞いてないぞと思いつつ簡単な問診のあと、ズボンと下着を下げ、患部を出して横になりタオルをかけて膝を胸に抱えよとのご指示。女性の先生はちょっとやだなと思いつつも、年齢を重ねるともうそんな羞恥心も消え失せ、恥ずかしがる方が恥ずかしいという義務教育で履修する謎理論のもと、あっさり指やら器具やらぶち込まれて内痔核との診断が確定した。ついでに過去に切れた痕が治りかけの箇所もあるということ。
【※なお、当方受傷機転たりうるイベントはありません。】

軟膏を出すということだったが、大腸がんやポリープによる出血の可能性も否定できず、年齢的にも1度内視鏡検査をしたほうがいいのではないかということで、いらん検査も厭わない営利追及型のクリニックかな?との疑念を抑え、これも経験と承諾し、採血及び事前準備のレクチャーを受けた。
思っていた以上に、前日の食事や下剤の飲み方云々と完全腸内清潔男性同性愛者への道は険しいものであった…

さて、ここからが本題である。
会計はおよそ7500円。レセプトをいちいちチェックする性分なので、意外に高けえなと思ったところ1枚目がこれである。

お分かりだろうか…

問題のレセプト1枚目


性病検査の圧倒的布陣であります。私はここで顔面蒼白です。その時の感情を正確に表現するのは私の能力を超える。ドクターは一瞬にして同性愛であることを見抜き、典型的な性病検査をオーダーしたのかと…
よく出口診療科の医師は肛門性交の経験の有無など一発で分かるという都市伝説は本当で、内視鏡をぶち込む前に感染の有無を確認しかったのかと…
もしかしたら口には出さないでいてくれたけれども差別的な眼差しで患部を見ていたのかと…
いやそんなことはない!記憶にある限り弊社出口に傷モノになるほど入口たる役割を強いたことなど断じてない!
あ…でも、保険適用で検査受けられたらお得じゃない…?
出口戦略専門家とはいえこんな差別的眼差しを向けられて次の予約なんかするものですか!!

トボトボとクリニックを後にしてなぜか最期の晩餐を食べるような沈痛な心持ちで昼飯のチャーハンをハフハフしながら、藁にもすがるような思いでお友達のゲ医に相談したのでした。

まーくんの新作スタンプ

先生、疑ってごめんね😇
保身のために挿入中ちょっと痛そうな演技してごめんね😇
そんなときアドバイスとともに「痛いですよね」って声かけてくださってありがとうね😇
頑張って完全腸内清潔男性同性愛者になるからポリープ見逃さないでね😇

(続)

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