出汁がらを無駄にしないで美味しく使い切るレシピ
最近、オンラインで料理会をやっています。参加者の台所をつないで、ゆるく、同じ料理(自由なのでたまに違う料理を作っている人もいますが)をみんなで作っていくという楽しい会です。ご興味ある方は連絡ください。
そこで時々、本格的な出汁を取る機会があるのですが、本格的な出汁は本当に贅沢に昆布とかつおぶしや煮干し(関西ではいりこ)を使うので大量の出汁がらが出てきます。いろいろ活用方法はあるのですが、今日は出汁がらを使ったふりかけとオリーブオイル漬けをご紹介します。
〈出汁がらふりかけ〉
手順は簡単です。まず、出汁がらをフライパンで油を敷かずに乾煎りします。水分がある程度飛んだらフードプロセッサーにかけてフライパンに戻します。フードプロセッサーがない方は昆布はみじん切り、かつおぶしや煮干しはそのままで構いません。
乾煎り中(今回、昆布は佃煮にしたので入っていません)
そこに、酒、みりん、隠し味程度に砂糖少々、醤油を入れて、お好みで、ごま油(コク出しと香り付けなので油分を入れたくない人はなしでも結構、食べる時に加えても、他の油でも良いです)、すりごま、青のり、もみのりなどを加えて完成です。
フードプロセッサー後
調味しました(今回は、さけ、みりん、しょうゆ、ごま油、すりごま、もみのり)
おにぎりに混ぜたり、温かいご飯、冷奴に乗せて。出汁がらアンチョビ(下記参照)を使った和風パスタに乗せても美味です。海苔弁当の下に敷いてもなかなかです。
〈出汁がらアンチョビ〉
出汁がらに塩をしてオリーブオイルをひたひたに入れて瓶に保存しておくと和製アンチョビのように使えます。
長ネギと出汁がらアンチョビの和風パスタ梅干し風味
お試しください。