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ブラック部活反対!(部活指導員制度)

「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(387)

 学校革命=スクールレボリューション(78)=

〇部活指導員制度

「『ずっと生徒と関わっているわけじゃないから、あなたには難しいかもしれませんけど、新体操部の子どもたちには裏表があります。あなたの前では、あなたみたいな綺麗なお姉さんに憧れて、いい子のそぶりをしているでしょうけど、彼女たちは、するべき課題に取り組まず、校則もよく破ります。そんな良くない方向に進みがちな彼女たちと同調して、一緒に仲良くするといった態度では困るのよ。あなたも、大人でしょ? わからないかしら?』と言われて、正直イラっとしました。校則を破りたいと思う理由や、課題に取り組まない理由をきちんと聞いてあげているのかな、この先生ってという気持ちにもなりました」

 ある部活指導員の方のインタビューが載っていました。

『自分は教員免許を持っている専門家で、お前は無免許だろう』

 という、人をバカにした態度をとるワケです。ブラックであれ何であれ校則を守るのは当たり前。自分が出した課題は完璧で、生徒が提出するのが当たり前。そういう徹底的な上から目線。

 これでは、部活指導員に応募する人がいるワケありません。学校は究極の閉鎖空間で、教師はその世界の裸の王様状態なのです。そもそも部活指導員制度も、生徒のためではなく、自分たちが部活指導をしたくないという教師本位の主張から始まったのにね。

 部活指導員制度は、おそらく失敗します。

 I read an interview with one of the club instructors.

He is a professional with a teaching license, and you are not.

 You are not a licensed teacher. It's normal to follow school rules, whether they are black or not. It is a matter of course that the assignments I give out are perfect and the students submit them. This is a thoroughly superior attitude.

 There is no reason why anyone would apply to be a club activity instructor. Schools are ultimately closed spaces, and teachers are the naked kings of the world. The club activity advisor system was started not for the sake of the students, but because of the teachers' selfish insistence that they do not want to be in charge of club activities.

 The club activity instructor system will probably fail.


〇合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名                       
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名

 

高木繁美。「高木教育センター」塾長。
 名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市役所前の塾でも指導中。

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