「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(226)
「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(226)
「なんで男性の裸体はいいんだろう?」
尾辻氏の問題提起を受け、乙武洋匡氏は雑誌「an・an」の表紙の画像を添え、「相撲とか『anan』の表紙って、誰も『性的』だと言わないよね。なんで男性の裸体はいいんだろう?」との疑問を投げかけた。
また、表現規制に慎重な姿勢で知られる大田区議会議員のおぎの稔氏は、尾辻氏の投稿に反感を示した。
「何が性的かも、男性向けや女性向けへの露出度の違いも示さず、成人向けでも無い民間企業とコラボした海外企業のイラストに性的だと難癖をつける。その短絡的な発想がッ!! すでにあなたの貧困な感性を物語っているの!! 」とツイートしている。広告を掲出した「雀魂」の運営会社は中国企業だ。
最近、ある専門学校で旧財務省のスキャンダルの話が出て「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」を知らない学生に質問をされたので説明をしたら、教務から呼び出され
「ことの経緯は知りませんが、その言葉で一発アウトです」
と、説教を受けた。
もはや、日本ではNHKのアナウンサーが使う(つまり、放送禁止用語ではない)言葉の解説も許されないらしい。本当にバカバカしく、日本がここまで落ちぶれたことが悲しくもある。
中学校で習うはずの「罪刑法定主義」さえ知らない人ばかり。つまり、日本は中学生レベルの人ばかりになりつつある。多勢に無勢で争っても疲れるばかりなので、黙るしかない。こういう状態を独裁と呼ぶ。「声の大きい人独裁」。
Recently, at a vocational school, the former Ministry of Finance scandal came up and a student who had never heard of the "no pants shabu shabu incident" asked me about it.
I was called in by the teaching staff and told, "I don't know how it happened, but you're out with one word.“
It seems that in Japan, even explanations of words used by NHK announcers (i.e., not banned terms) are no longer allowed. It is truly ridiculous and sad that Japan has fallen so far.
All of them do not even know the "principle of criminal law," which they should have learned in junior high school. In other words, Japan is becoming full of people at the junior high school level. Fighting with so many people outnumbering you will only make you tired, so you have no choice but to remain silent. This situation is called a dictatorship. A dictatorship of the loudest voice.
高木繁美
「高木教育センター」塾長。名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。