友達を失ってもかまわない
「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(322)
学校革命=スクールレボリューション(13)=
〇友達を失ってもかまわない
私たちは日本の学校から2つの神話を叩きこまれている。
一つは、周囲の和を乱すと“村八分”にあい生きてゆけないという思い込み。イジメのことを言っているのではない。日本人は「和を以て貴しとなす」が真理だと教え込まれるのだ。
もう一つは、共同体の意思に反する行為は「悪」と見なす意識を植え付けること。和を乱さないために、部活動は全員参加にするため強制するしかない。周囲に同調しない生徒は「反乱分子」扱いだ。
しかし、そのような縛りは受験勉強には弊害が多すぎる。受験勉強とは個人のパフォーマンスを最大化する作業なのだ。他人のペースに巻き込まれるのは、不合格への道なのだ。
お互いの傷のなめ合い、集団でいることの安心感を優先させて、自分の勉強を蔑ろにする人に勝利はやってこない。
We are taught two myths in Japanese schools.
The first is the belief that if you disrupt the harmony of those around you, you will be "murahachibu" and will not be able to survive. I am not talking about bullying. Japanese people are taught that the truth is "harmony is the key to success.
The second is to instill an awareness that any act that goes against the will of the community is considered "evil. In order not to disturb harmony, club activities have no choice but to force everyone to participate. Students who do not agree with their surroundings are treated as "rebels.
However, such restrictions are too harmful for studying for entrance examinations. Studying for an entrance examination is a process of maximizing individual performance. Getting caught up in the pace of others is the path to failure.
Victory will not come to those who put priority on licking each other's wounds and feeling safe in a group, and who disregard their own studies.
合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。
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