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1,000万円を貯めた人が「やめたこと」

1,000万円を貯めた人が「やめたこと」。旧帝に合格する人が「やめたこと」。

■気が進まない付き合いをすること

気が進まない食事会や飲み会に参加すると、お金だけでなく時間も無駄にします。昔からの仲だからと思うかもしれませんが、年齢とともに価値観は変わるもの。少しでも「行きたくないな」と感じているのであれば、付き合いをやめてもいいかもしれません。

 私は中学校の頃からハッキリと「気が進まない相手とは付き合わない」できた。事件とエネルギーの無駄だから。社会人になったら、酒・ゴルフ・ギャンブル・女遊びなど興味がないので「飲み会」「忘年会」「新年会」「合コン」などには出ませんでした。


 日本社会では「変人」扱いを受けるでしょうが、それによる不利益と得られる自由な時間をくらべてみれば利益の方が100倍多い。私などが言っても誰も共感してもらえないので文豪の言葉を引用させてもらいます。


夏目漱石が小説「吾輩は猫である」の中に書き込んだ一説がある。
「金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ」

「義理を欠く、人情をかく、恥をかく、これで三角になるそうだ」


 私は塾の経営者です。お金を儲けなければなりません。当然、コスパの悪いものは切り捨てていかないと生き残れません。義理で出席する冠婚葬祭。心の弱さを優しいと表現する人。他人に後ろ指をさされるのを恐れて何もしない人。

  私はそういう人にはなりたくない。

 義理と人情を欠くとは、お世話になった人の恩を忘れ、周囲の人たちに対する思いやりの心を持たないということです。恥をかくことを恐れないということは、後ろめたい行為や恥ずかしい行為も、利益があるとなれば平気で行える厚顔さを言います。


 1000万円や1億円を貯めたい人は、日本人の言う「良い人」をやめなければなりません。「なんて奴だ!」と言われても、ひるんではなりません。そんな言葉は、単なる音波―空気の揺れだと思って無視することです。


 もちろん、

「私は金より友情を選ぶ」

 というタイプの人がいるでしょう。そんな人はあなたと関係がないのだから、あなたは自分の道を歩けばいいのです。

 受験勉強もお金を貯める生活に似ています。旧帝や国立大医学部の受験生を長い間指導させてもらってきました。難関大に合格する子した子たちにも、上記のような共通する特徴があります。

 それは、自分の気の進まないことからは距離を置くこと。

 部活であれ、文化祭などの学校行事であれ、クラス内の友達関係であれ、一定の距離を置いて関わらない人が多い。部活が受験の妨げになるのなら、教師が何を言っても退部する。文化祭には欠席する。図書館で勉強していて教室にいない。

 誰かに関わるより(友達がいなくても)一人でいるのが快適な子たちです。みんながそうする必要はないけれど、金銭的にも学力的にも上位の子のスタンスは「孤高」です。

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