「左ききのエレン」を読んで
ぼくの好きな漫画の一つに、「左ききのエレン」という作品があります。
▼好きな漫画の言葉
人気作の宿命か、ネット上では賛否両論が飛び交っていますが、基本的に娯楽は良い部分だけ受け取って気持ち良くなれば良いと思っているので、気にせず購読しています。
ぼくの楽しみ方としては、「共感できる名言」が多いことかなと、本作に関しては思います。
その中でも、特に気に入っているのが、神谷というキャラクターがあるシーンで発する「クソみたいな日に いいもんつくるのがプロだ」という言葉です。
▼前職の頃から共感
この言葉ですが、10年以上前から共感します。
変な日本語ですが、10年以上前というのは、音楽業をしていた頃ですね。
ブラックな働き方を推奨するみたいで時代錯誤かもしれませんが、「どんな状況であろうと仕事を全うしなければならない時」ってやはりあると思うのです。
音楽業で言うと、ライブ当日は、たとえ親にもしものことがあったとしても、ステージを全うしなきゃならない、そんな世界でした。
これは極端な話しですが、体調不良でも、心が疲れていても、最高のパフォーマンスをできなきゃいけないんですよね、プロは。
もう無意識でも、呼吸をするように仕事ができなきゃならんわけです。
▼プロとは
さすがに、今は体調が悪かったら休んだ方が良いと思ってますが、それでもたまに、どうしてもって時があります。
思うに、体が参ってようと、心が参ってようと、二日酔いだろうと、恋人に振られた後だろうと、どんな状態でも合格点のパフォーマンスを出せるよう自分を磨いておくのがプロなんじゃないかなあと思います。
悪くて100点、良ければ120点。
もちろん、ぼくはまだまだそこまで達していませんが、目指さなきゃなと思います。
自分にとってはいくつもある案件でも、お客さんにとってはその一回が最重要なので。
ライブと同じですね。
▼可能にするために
と、は、い、え。
だって人間ですもん、そんなことできますかいって話しじゃないですか。
なので、準備と特性なんだろうなと考えています。
前もって起こりうることを想定して準備をかましておけば、ちょっとやそっとの想定外では崩れません。
また、特性が向いてない仕事をしちゃうと、普段から無理をしてしまうので、ちょっと負担が増えると崩れます。
この辺り、超重要だと思うんです。
そんでもって、20点の仕事をしちゃったけど、相手に100点だと思わせることができれば、それはそれで100点だとも思います。
仕事って、そういうもんだと思うのです。