たか@言語聴覚士

回復期と外来で言語聴覚士として勤務。認定言語聴覚士(失語、高次脳機能障害領域)。今年で14年目となりました😅が、まだまだ迷うことも多い毎日。二児の父親。よろしくお願いします😁R4公認心理士取得。今後のキャリアについて悩みまくりですが、それも自分だと思って自分らしくいきます。

たか@言語聴覚士

回復期と外来で言語聴覚士として勤務。認定言語聴覚士(失語、高次脳機能障害領域)。今年で14年目となりました😅が、まだまだ迷うことも多い毎日。二児の父親。よろしくお願いします😁R4公認心理士取得。今後のキャリアについて悩みまくりですが、それも自分だと思って自分らしくいきます。

最近の記事

回復期で毎日リハビリを頑張る患者さんの気持ちを考えた

おひさしぶりです。 最近公認心理師の勉強を始め、そちらに時間を割いておりnoteにはほとんど手つかずとなっていました。 そんななか今日は自身で経験した回復期から老健に移った患者さんを通して思ったことを記したいと思います。 まず何をお伝えしたいかというと、回復期で自身が担当していた時には鬱々していた方が、老健に移ってから元気そうにしているという例を何例か経験したことがあります。 老健と回復期で患者さんの心理状態の変化や、関わり方や生活は何が違うのかということを自分なりに考

    • 僕が公認心理師を目指す理由

      お久しぶりです。 最近noteでは文献を読んでまとめることを行っていましたが、今回はちょっと別のことを書きたいと思います。 よければ少し付き合っていただければ嬉しいです。 表題にある通り、僕は公認心理師を目指そうと思います。 決めたのは4月末頃だったかと思います。 もともと興味を持ったきっかけは、2年前にある言語聴覚士の先生方と食事をする機会があって、そこである先生が公認心理師を受験し、合格したとの話をされていたことでした。そこでは心理面に携わることの大切さを教えていただ

      • 意味記憶障害の評価について(他症状との鑑別)

        2日ぶりです。意味記憶障害の評価についてをまとめています。 今回は他の認知機能障害との鑑別です。どんな点に留意すれば鑑別が出来るのか、大変わかりやすく勉強になりました。 いつもと同じく 「意味記憶の評価法」 坂井麻里子  西川隆 臨床精神医学 第44回増刊号:237-243,2015  からまとめていきたいと思います。 ” ”部は引用です。 それでは行きましょう! 意味記憶障害と他の認知機能障害との鑑別”意味記憶障害は多感覚様式知識の障害であるため、他の感覚、つまり

        • 意味記憶障害の評価について(非言語的側面編)

          お久しぶりです。たかです。 前回、意味記憶障害の評価法を言語面編を題し、論文をもとにまとめてみました。 今回は非言語的側面からの評価法です。 読んだ論文は本日も 「意味記憶の評価法」 坂井麻里子  西川隆 臨床精神医学 第44回増刊号:237-243,2015  です。 非常に分かりやすくとても勉強になりました。時々同じこと言ってますが、自分の知識を深めるため、読んでくれる皆さんのお役に立つためにまとめていきます!! ” ”部は引用です。 それでは行きましょう!

          意味記憶障害の評価について(言語面編)

          どうも。たかです。 前回、意味記憶障害とは?ということを論文をもとにまとめました。 今回はその評価法についてです。 読んだ論文は本日も 「意味記憶の評価法」 坂井麻里子  西川隆 臨床精神医学 第44回増刊号:237-243,2015  です。 論文の中では言語面と非言語的側面に分けられて書かれておりましたが、今回は言語面についてまとめていきたいと思います! ” ”部は引用です 評価はどのように行う?? ”本来意味記憶は複合的な感覚様式で成り立っていることから、

          意味記憶障害の評価について(言語面編)

          意味記憶と意味記憶障害について

          こんにちは。久しぶりの投稿となりました。 今回は題名の通り、意味記憶について、文献を基に学んだことをまとめていきたいと思います。 読んだ文献は 「意味記憶の評価法」 坂井麻里子  西川隆 臨床精神医学 第44回増刊号:237-243,2015   です。2015年のものではありますが、大変参考になりました。 ” ”は引用 論文では意味記憶の評価方法について詳しく書かれており、何回かに分けてまとめる予定です。今回はまず、意味記憶とは?という部分からまとめていければと思いま

          意味記憶と意味記憶障害について

          医療連携で必要なサルコペニア評価(論文から)

          こんばんは。本日も若林先生の論文から学んだことを書いていきたいと思います。 引き続き論文は 「地域連携におけるサルコペニア対策」 若林 秀隆 CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 です。 今回は医療連携で必要なサルコペニア評価についてです。 今後ますます重要となる介護予防についてですが、サルコペニアの評価の仕方はどうなっているのでしょうか。 ここまでいろいろある中でまとめていければと思います。 AWGS2019の2種

          医療連携で必要なサルコペニア評価(論文から)

          サルコペニアの対策

          こんにちは。先日の論文がまだ続きであったため、今日も地域住民におけるサルコペニア対策についてまとめていければと思います。 本日も論文は 「地域連携におけるサルコペニア対策」 若林 秀隆 CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 です。 今回はそのまま対策についてです。人生100年時代、自分たち日本人がこの国で長く健康に暮らすには? 要介護状態にならないためにも皆が意識して取り組めるようになりたいものですね!! 予防につい

          サルコペニアの対策

          論文紹介 地域連携におけるサルコペニア対策

          こんばんは。たかです。 久しぶりの投稿となりました。 最近サルコペニアについてまとめることが多いですが、若林先生のもので興味が引くものがあったので、今回はそちらからです。 「地域連携におけるサルコペニア対策」 若林 秀隆 CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 地域連携ということで、現代の日本では予防医学の重要さが叫ばれておりますが、それについて大変参考になったのでご紹介させていただきます。 今回はまず今回はサルコペ

          論文紹介 地域連携におけるサルコペニア対策

          文献まとめ 医原性サルコペニアについて③ ~多職種連携におけるリハビリテーション科医の役割~

          お疲れ様です。 また前回に引き続き、医原性サルコペニアについて文献からまとめていきたいと思います。 タイトルにあるとおり、本日は「多職種連携におけるリハビリテーション科医の役割」です。 リハ栄養は特に多職種連携が必要かと思いますが、どういったことに留意する必要があるのでしょうか。 各々意識して介入が変わるように学んでいきたいですね。 ではよろしくお願いします。 サービスの質を担保するには【医療サービスの質を担保するには、誰でも同じような対応が出来るように、手順を標

          文献まとめ 医原性サルコペニアについて③ ~多職種連携におけるリハビリテーション科医の役割~

          文献まとめ 医原性サルコペニアについて② ~予防~

          お疲れ様です。たかです。 みなさんの「すき」や「いいね」がとてもやる気アップになってます。 皆さんの為、自分の力量アップの為、コツコツ続けていこうと思います。 本日も 『医原性サルコペニア』 百崎 良   CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 1231-1235 を基にまとめていければと思います。 1本の文献をまとめるのに、詳細まで伝えたいと思うと少し長めになってしまうのですが、そこはご容赦ください。 それでは

          文献まとめ 医原性サルコペニアについて② ~予防~

          文献まとめ 医原性サルコペニアについて①

          どうも、たかです! 最近サルコペニアについてまとめています。 同じジャンルでまとめていくと、さまざまな知識を関連させて覚えることが出来、知識がより深まっていきますね。 これを機会に学んだことをアウトプットしながらより定着させようといきたいとおもいます。 また読んでいただいた方にも少しお役に立てればとも考えてます。 文章力は鍛え中です。 本日の文献は 『医原性サルコペニア』 百崎 良   CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2

          文献まとめ 医原性サルコペニアについて①

          文献まとめ サルコペニアと栄養療法③

          こんにちは。今回もサルコペニアと栄養療法について文献をもとに続きをまとめていきたいと思います。 『サルコペニアと栄養療法』 西岡心大   CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 の続きで3回目です。 【】内は原文引用です。 今回は ・疾患合併時のサルコペニアに対する栄養療法の注意点 についてですね。前回までは予防、治療についてでしたが、今回はその注意点ということになります。何事もリスクを考慮して取り組んでいかなければな

          文献まとめ サルコペニアと栄養療法③

          文献まとめ サルコペニアと栄養療法②

          こんにちは。昨日はサルコペニアと栄養療法について続きをまとめていきたいと思います。 今回も 『サルコペニアと栄養療法』 西岡心大   CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 の続きですね。 今回はまず、栄養療法の視点で ・栄養療法の実践 についてです。 それではまとめます。【】部は本文引用です。 リハビリテーションにおける栄養療法の実践回復期リハ病棟におけるサルコペニア患者に対する栄養療法についてが取り上げられて

          文献まとめ サルコペニアと栄養療法②

          文献まとめ サルコペニアと栄養療法①

          こんにちは。先日はサルコペニアの嚥下障害という論文をまとめました。 今回もサルコペニア関連でまとめていきたいと思います。 今回の論文は 『サルコペニアと栄養療法』 西岡心大   CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 です。 前回と同じジャーナルからです。 長くなりそうなので最近多い、数日に分けて書いていければと思います。 今日はまず、栄養療法の視点で「予防」と「治療」についてです! それではまとめます。【】部は

          文献まとめ サルコペニアと栄養療法①

          文献紹介 サルコペニアの嚥下障害 その2

          こんにちは。先日途中までまとめた文献について、続きをまとめていきたいと思います。 「サルコペニアの嚥下障害」 藤島一郎 國枝顕二郎 CLINICAL REHABILITATION Vol.29 No.12 2020.11 最近は栄養リハに興味があって、そこを勉強していくと、サルコペニアやフレイルも切っては切り離せない関係にありますよね。 そんなこんなで、これらは繋がっているため、関連させて学習していくと知識が深まるかなーと感じています。 ポイント4つです。 では続き

          文献紹介 サルコペニアの嚥下障害 その2