PRプランナー1次試験対策の記事11本。読むポイント
PRプランナー1次試験8月期分の受験がおわりました。この試験は、本場アメリカに比べてはるかに体系化が遅れている日本のパブリックリレーションズシーンをどうにかまとめていきたいという思いで制度化されている試験ですが、アメリカで学んだ私の視点では、まだまだというか、お門違いな視点による執筆や指摘が目立つ問題だらけの制度でもあるな、と感じています。実態に即しておかしな点を指摘しながら、おかしさを踏まえて回答をしなければいけない難しい試験です。テキストに書かれたことをうのみにして実務にのぞんでしまう広報担当者が多いかも、という心配から、受験のポイントをまとめた記事をこつこつと書いていきました。
この記事群はマガジンとして有料化しました。
学部卒業者から見たPRプランナー1次試験対策(有料版)全編ひとまとめで800円(需要増加によって値上げ予定)
一定の意見を入れていることと、スタディガイドの要素があるため、有料により学ぶ気のある人とそうでない人を分けたかったのと、ノウハウ伝授になるため、その対価をいただきたいと思ったためです。といってもほとんどの記事は無料でもエッセンスを取れるよう公開範囲を30%以上していますが、読み進めて「やっぱり細かいところまで知りたい」という方は購入してください。
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PR401
リーダーズガイド
それぞれどんな記事があるのか、サマリーを書いてみました。
PRプランナー1次試験対策、5つのTIPS
1次試験の試験概要と、受験者の想定。過去問秘密主義からくる受験勉強が結構大変な件について指摘した記事です。
PRプランナー1次試験対策、実務者レベルで合意した、心得
現役の広報パーソンで同試験を受験しようという人たちが集まったスタディグループに参加し、彼ら・彼女らが受験で悩んでいるポイントや課題について議論したことをまとめた記事です。この記事は無料公開率90%の大サービス版ですが、国内広報の課題をズバリ指摘したものになっています。
また、精度がどんどんよくなっているので、過去に合格したPRプランナーは知識の入れ替えをしなければならないし、そのままでは信用できない、という指摘もしています。
PRプランナー1次試験対策、4つの問題パターンを攻略
解答はマークシート形式なので、その選択肢パターンが4つあります。このパターンごとに出題傾向があるので、その解説をしています。試験制度の公式ページで予想問題が公開されていますが、このパターン分析です。無料で済ませたい人は、この解析をご自身で行って、クセを発見し、慣れておくといいでしょう。記事ではこのクセに対応してどのような問題が出てくるのか、学習でのポイントを解説しています。
PRプランナー1次試験対策、参考問題から、学習ポイントをさぐる
試験問題はPRSJがあらかじめ発表している14のテーマの中から出題されます。このテーマはまるまるテキストに反映され、解説がなされています。ただし、解説が詳細を極めるところと、概要でおわっているものがあるので、出題傾向もそれに沿ったものになるでしょう、という考察です。
無料でがんばりたい人は、テキストの章ごとのボリュームから重要度と問題量を推計すればいいだけのことです。この記事はその推計を実際にやってみて、各章からの出題数の予測をしています。
PRプランナー1次試験対策、協会の指定とテキストの範囲が違う件
2019年8月22日現在、協会の指定とテキストの範囲設定に若干のずれがあり、このズレが問題文にどう影響が出てくるかわからない、という指摘です。わたしたちはテキストを読むしかないのですが、章建てのテーマから何が変化しているかを知ることができるので、ある程度の想定はできるかも、みたいな記事です。
以下は、テキストのさわりのさわり集についてのリーダーズガイド。
PRプランナー1次試験対策:テキストさわりのさわり集(第5章分)
メディアリレーションズ。広報の基本、のようなところですね。しかし「○○があります」の羅列という印象で、内容解説も大企業広報というペルソナ寄りすぎです。
PRプランナー1次試験対策:テキストのさわりのさわり集 第6章分
マーケティングの章部分です。ここはPR担当者相当弱いようで、アクセス数もぶっちぎりで多いですwキーワードがわからない、ということですぐに覚えられるかどうかはわからないなあ、というものが多い、この試験制度第一の「難所」かもしれません。
PRプランナー1次試験対策・テキストさわりのさわり集(第7章分)
マーケティングと広報・PRについてのさわり集ですが、「ちょっと待てよ」と言いたくなる内容構成なので、かなり多くの注釈を入れた章となりました。
PRプランナー1次試験対策・テキストさわりのさわり集(第9章分)
急速に台頭してきたCSRについてのさわり集です。まとめ方がちょっとゆるすぎるのと、重要な項目が抜けているなどの指摘もしています。
PRプランナー1次試験対策・テキストさわりのさわり集(第11章分
IRについてのさわり集です。PDCAとかよくわからないこと書いてあるので大幅に注釈を入れています。
今後の展開について
PRプランナー1次試験がひとまず終わり、次回の開催までアクセス数はなくなるだろう、と思いますが、本マガジンはすでにアップした記事を詳細化していき、図解など解説を遠慮なく加えていくことにしています。知らないうちにスルスルと知識が入っていくコンテンツ。裏のテキストブック化を目指しているのです。ということで、購入者数が増えていくと金額アップするのにみあったコンテンツ充実は継続していきますので、再チャレンジになってしまった人にとっていいものにしていきたいと思います。
買ってない人は、いまのうちに買っておくといいですよ。次回の実施まで半年もあるので、ゆるみ切っていると、定価1万円とかになってるかもしれませんが、それはそのときの運ってことで。
ちなみに、今回のマガジン記事の最多アクセス数は260でした(8月22日から25日の3日間)。ということは、有料版は。。。?
大変多くの方に来ていただき、ありがたい限りです。
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PR401は、近代パブリックリレーションズの基礎知識の解説をその知識のないまま仕事をはじめてしまっている広報担当者向けに作ったウエブページ。コミュニケーションを経営に沿って構築するストラテジックコミュニケーションなど、経営者層にも読んでもらいたいトピック満載のページです。
とくに、日本国内の広報担当者がまったくといっていいほど話すことができないパブリックリレーションズの定義解説をしたページです。体系化された本国アメリカではまずこれを学び、諸学に広げていくので、報道対応からたたきあげる日本の従来型とは比較にならない知識と経験を学生のうちに積むことができます。国内担当者もこれに負けない実務実現をするためには、まず定義をしっかり自分のものにしてほしい。そういう背景からどこの自称専門家よりも詳細の解説を作ってみました。
PRプランナーのテキストは、この解説を一切していません。試験が終わった先もコミュニケーションの方向性がぶれないよう、ぜひとも読んでもらいたいものです。
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