#1555 かわいい家電の元祖はディーター・ラムス説。ただし買うのは怖い。
iPhone電卓の元ネタはBRAUNのこれ。デザイナーはディーター・ラムス。
彼のデザインした家電を見ていると、先日書いたnote『かわいいは正義?』の元祖はこのあたりにあったのかと思われる。あくまでも、おじさんが思う「かわいい」なのだが。
それがTeenage EngineeringのシンセとかNuphyのキーボードに受け継がれているのかも、と。(瀬戸弘司さんの動画を見て思った)
個人的にBRAUNのアラームクロックは数年前の「買ってよかったもの」でもある。
ただ、これがよかったものでもあり悪かったものでもあるというお話。
というのも、恐ろしいほど個体差がある。その差は「時間が狂う」という時計として致命的なもの。
同じ型の藤原ヒロシモデルは正確な時を刻むには程遠かった。たぶんこれも当たり外れがあったのだろう。
100周年モデルも「ハズレ」だった。レビュー欄がそれを物語ってる。
最近、「欲しいものリスト」に入れたこれもディーター・ラムス作品が元ネタ。でも当たり外れは買ってからでないとわからない。
改めてBRAUNのサイトにある「ディーター・ラムスによる
良いデザイン10ヶ条Ten principles to good design.」なるものを眺めてみる。そうすると2番目に「実用をもたらすGood design makes a product useful.」とある。
この当たり外れのある実用性、ぜんぜん違うやないかーい。
おわり。
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