「書くことは自分の脳みそを外部に拡張すること」――そんな言葉をどこかで目にした気がします。 「生きづらさ」を因数分解したい「生きづらさ」はどこからくるんだろう。なぜ生きづらさを感じるんだろう。 人の「生きづらさ」にぶつかったときにはそれを細かい要素にほぐして考えたくなります。固まった結び目をほどくときのように。 ~~~~~ 手取りが少ない、職場の人間関係が辛い、仕事にやりがいがない、親に頼れない、パートナーにも頼れない、毎月毎月の暮らしだけで貯蓄がない、特別なスキルが
本棚は揺れていた確かあの日は朝から家にいたと記憶しています。中学生生活で最後の期末試験や高校受験も終わった時期で、特に学校の授業もなく自宅学習、という体裁の春休みに入っていました。 私の部屋には自分の身の丈よりも背の高い本棚があった(今も自室には同じものがある)のですが、お昼時と夕方のちょうど境目のような時間にその本棚が最初は小刻みに、そして徐々に大きく揺れ始めました。 当時(今もですが)私の部屋には本が多く、他に室内には取り立てて大きな物もなかったので本棚が倒れまいと押
「分かり合う」よりも「分かり合ったことにする」が大事なんじゃないか仕事でもプライベートでも「分かりやすい」「分かる」とは何か、なんてことを考えていたらその延長で人と人とが「分かり合う」とはどういうことなんだろうという問いに行き着きました。 「あなたの気持ち、分かります」とはどういうことなんでしょう。少なくともこの発言をした人と「あなた」は別の人間のはず。 別の人間なら、脳みそや神経を繋がっているのでもなければそれぞれ独立した感覚を備えています。 それなのになぜ他人の気持ち
好きな本はたくさんある。けれど好きであるということはその本は「好き」の対象でしかない。今回は好きを通り越して自分を作った本―自分の一部みたいな本たちを紹介したいと思います。 木で例えるなら枝や葉っぱジョン・キングダン『アジェンダ・選択肢・公共政策』笠京子訳、勁草書房、2017年。(Kingdon, John W. Agendas, Alternatives, and Public Policies, updated 2nd edition.) 「どうしたら政策は変わるの?
これまで関わったお仕事の一部を紹介しますそういえば選挙ドットコムで自分関わっている(やってきた)仕事についてまとめていないなぁと思ったので公開されている記事から主なものを紹介したいと思います。入社2年目のひよっこですがまとめたら案外長くなりました。 【都知事選】候補者比較・インタビュー(2020.7) ↓画像の引用元記事↓ 過去最多22人が立候補した7月の東京都知事選。主要4~5候補のみならず全ての候補者にみっちりアンケート・取材のアプローチをしたのは選挙ドットコムだけ
前回(?)のnoteで続くと書いておきながら早数か月。書きかけのまま放置しちゃいそうでしたが不完全でも出せ、という言葉を思い出した気がしたので供養の意味を込めて公開しておきます。要望があったらさらに続きを書く日が来るかも…しれませんし来ないかもしれません。 企業/民間部門と公共部門の違いについても話が伸びてきたぞ 最初に考えを巡らせた通り、民間部門と公共部門の違いから端を発した疑問だったみたいでした。 いよいよ政治じゃなくて経済学の話に入ってきたので内心ちゃんと説明でき
朝っぱらから「政治って何?」を聞いてきた友達先月の終わりに、大学の友達からこんなことを聞かれました。 … … えっ、難しい…!平日の朝に、お手すきの際に答えられるってレベルじゃねーぞ… 色んなことが頭の中を巡りました。ハロルド・ラスウェルの「Who gets what, when, how」って伝えようか…ダールの定義を使おうか…権力(※power)の概念も説明しないといかんなぁ、とかいう小難しいことから、この場合の政治って何だ…?企業の活動や民間セクターとの対比とし
(アイキャッチ:地元の駅前) 年末年始には何も書くつもりはありませんでしたがやっぱり書いてしまうのが自分の否めない性なんだなと。 どんな一年にしたいか・どんな明日にしたいか目標や抱負なんかを聞かれると自分はたいていこう答えます。「明日に誇れる自分でいたい」 椎名林檎の閃光少女の歌詞よろしく、現時点が最高地点であり続けたいなと思ってます。でも実際のところいつも矢印が上を向いているかといえばそうでもなく、下を向いていたり、横を向いていたり、が常です。 それでもジグザグしな
やっと完了しました、、、! 地元の日高市議会の議事録(発言録)の保存です。11年分(2008~2018年)。 なんでそんなことをやっていたかというとこの記事を読んだからです。(あとこの人のエピソードを教わったので) 記事の中で「過去10年分の議事録を暗記した」って書いてあったので「いいじゃんこれやろう!」って思ったからです。単純です。単純な作業に結構手間取ってしまった。。 年に市議会って定例会・臨時会あわせて5~6回開かれます。 たとえば、○○年の第1回定例会、第2
職業柄、政治や選挙のことを常に考えているようなものなんですけれども、今回は世間でよくいう「みんな選挙に行こう!」的なことについて思うところを書きます。ひねくれてる、って思われるかも(笑)あ、一応、所属してる企業・団体の見解とは関係なくあくまで私個人の見解です、って断っておきますね…念のため。 「投票に行こう!」って言われたら、行く?遅くともこれから2か月ちょっとの間に参院選があることは決まってますね。(衆参ダブルの話は今してもしょうがないのでしません(笑))4月にあった統一
私は本が好き数えたことはないけれど私の部屋には本がたくさんあります。 この方向にある本は社会科学系の学術書がほとんどですけども、この他に資格系や語学系の本も別のところにある訳で…大学入る前はこんなにたくさんあった訳ではないけれどいつの間にかこんなに。本棚に収まっていません。本棚を置くスペースがありません。 最初は3000円の本を買うのも躊躇してましたが卒業するころには「5000円か…買うか…」って感覚になってるので不思議なものです。確実に感覚が鈍ってる。 たぶん持ってる
世の中にはよく知らないことがたくさんある。 でもそれについてよく知らなくても大抵なんか言えてしまうことが多い。 でもよく知らずに語った言葉はたぶん多くの場合不正確で荒削り過ぎる。 なので知り続けること、知ろうとする姿勢をとり続けることが大事なんだと思う。 でも全てを知ることはできない。時間には限りがある。 どこかで折り合いをつけて言葉にしないといけない。 色んなことを断定的に言える人ってすごいなぁと思います。不安じゃないんだろうか。それとも同じような不安を感じているんだろ
今年のGW入る前にnoteのアカウントだけ作ったけれど何も書かないまま放置してたらあっという間にひと月が経っていました… 本当は「元号が変わったし何か新しいこと始めるか!」&「文章を書いてアウトプットをしたいな!」と思ってこのアカウントを作ったのですが…始めるのに遅すぎるということはない(…はず) 最初のnoteなので自己紹介をしたいと思います。私がどんな人なのか、どんなことを考えているのか、主に私のストーリーをちょっとこれから書きますね。 横尾貴文ってどんな人? 一言