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【リベンジ!】高校生向けキャリアトークに今年も参加!仕事について話す中で自分のキャリアに向き合った話
「今年も高校生に自分のキャリアを話してみませんか?」
去年参加した、"高校生向けに自分のキャリアについて話す"活動に今年も参加してきました。活動の参加募集を聞いた時に思い出したのは「ここはもう少し良くできた」という心残りがあったこと。
経験をさらに深めるべく参加した今回も良い時間を過ごすことができたので、感想とともに振り返っていきたいと思います。
▼去年の参加記事はこちら
やりたかったこと全部やる!
個人的に掲げていたテーマが「やりたかったこと全部やる!」です。
いやでも少し後悔は残っている!!
前回参加した時の振り返り記事を読み直して「少しの後悔と心残り」があったことを思い出しました。そこで今回はこのテーマの達成と内容をさらに良くするためにいくつかの工夫をしました。
その1 自己開示を積極的にする
去年の反省点が、"内容をシンプルにしたことで理解しやすいが面白く無くなった"という点。シンプルを追求し、必要なことだけを伝えるようにした結果、「自分の人となりを伝えることは出来たのか?」「自己開示が出来ていなかったことで高校生も発言がしにくかったのでは無いか?」という疑問が残りました。
実際、去年の振り返り記事にもそんなことが書いてあります。
面白い話ができたのか?という疑問があり、興味を持って聞いてもらうための掴みや発言しやすい雰囲気作りはもっと工夫できたと思っています。トークでは分かりやすさを追求して必要な情報のみ話すようにしたため自分ならではエピソードを削りました。その結果、生徒さんとの距離が縮まりにくくなってしまったのではないかと思っています。
そこで、"エピソードを積極的に盛り込む"をテーマに、内容に沿った当時の出来事や思い出を一緒に話すようにしました。例えば。
・名探偵コナンが好きなこと。
それがきっかけで仲良くなった人と結婚したこと
・漫画「宇宙兄弟」にハマっていたことが工学部に行くきっかけだったこと
・Webエンジニアになるために一回無職になっていること
などなど…
これらの話をすることで高校生たちもリラックスしてくれたのか、笑顔や相槌を打ちながら聞いてくれました。話の緩急をつける手助けにもなったと思います。小話を挟むことで自分自身も落ち着くことができたので入れて良かったです。
その2 内容を見直す
前回参加したときにもらった高校生たちの感想を見返し、話す内容を全て見直しました。
2回目の参加だからこその強みですね。強くてニューゲームです。
感想には「転職・考え方の変化が印象に残った」が多かったので、"現状からの変化"が面白いのではと考え、"これまでの選択と価値観"を中心とした内容にしてみることにしました。その方がこれから多くの選択をする彼ら、彼女らにとって参考になるのでは、と考えたからです。
それに合わせて話す価値観も変えました。
前回:敬意/自分のいる環境/マイナスをプラスに
今回:色々な考え方に触れる/迷ったら楽しい方を選ぶ/マイナスをプラスに
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知っている人は気づくかもしれませんが「迷ったら楽しい方を選ぶ」は漫画「宇宙兄弟」に出てくるシャロンおばちゃんのセリフです。迷った時はどっちが正しいか頭で考えるのではなく、楽しい方を心で選ぶ。大好きなシーンです。
前回は初めてということもあって「自分が根本的に大事にしていることは何か」を考えることで精一杯でしたが、今回は"選択するときに大事にしている価値観"を入れました。実際、これも大切にしている考え方の一つなので伝えることが出来て良かったです。
その3 スライド構成を活かす
改めてスライド間の繋がりを意識しました。
話す時に使用するスライドは、本活動の主催である「みんなのコード」社の方に用意いただいたテンプレートに内容を入れて作成しています。構成としては「自己紹介→人生と価値観→これまでとこれから」となっており、テンプレに従って作成すれば良い感じのスライドになる、という風になっています。
ただ、前回のスライドを見直すと
「自分が書いてるこの内容だとスライドの意図とズレてるな…」
と感じるものが何枚かありました。前回はスライド一枚一枚を分かりやすくすることに集中して前後関係が意識できなかったのです。いや、最初からしっかり意識して!という話ではあるのですが…。
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しかし「一般的に学校の学びと仕事はどう繋がるのか」を伝える内容になっている。
高校生に質問を投げかけるスライドにおいても
「この質問は高校生に何を考えて欲しいのか?」を考え、伝えるイメージもそれに沿った内容を話すようにしました。
全体の構成を理解したことで前後関係が意識できるようになり、書く内容・話す内容が自然と決まりました。繋がりにも無理がないので理解しやすくなったと思います。
小さな工夫
他、小さな工夫も色々やりました。
規模は小さいですがやって良かったと思います。
■ 質問に「考える時の観点と回答の具体例」を示す
抽象的な質問は答えるのが難しい(発言のハードルも高くなる)ので、具体例を示して考えやすくする。ただし、答える側の考えや発言が具体例に引っ張られる可能性もあるのでデメリットもある
■ 自己紹介で聞いたあだ名・好きなことをメモしておく
前回は名前を覚えきれずに意見を聞きたい時に指名出来なかったので、自己紹介のときに席次とあだ名・好きなことをメモしておく。
指名しやすい・発言しやすい・話の中で「好きなこと」と共通点があるときに話を出せる。ただし、メモする時間が少し必要なので時間に余裕がないとできない
■ とにかく笑顔!自分の緊張は相手にも伝わる!
感想
今回は話すこと自体を楽しむことが出来ました。
現場の雰囲気を知っていたこと、"上手く"ではなく"楽しく"話すと決めていたことから心の余裕ができ、「ここではこういうことを話そうかな。あれも話そうかな」と当日を楽しみにして迎えられました。
トーク当日も充実した時間を過ごすことが出来ましたし、これで話を聞いてくれた高校生たちにとっても良い時間となったのであればとても嬉しいです。
また、このような機会は改めて貴重だと思いました。
これまでの人生を振り返り、自分が大切にしている価値観を見つめ直すこと。
過去と現在、そして未来がどのように繋がっているのかを考えること。
自分のありたい姿を想像すること。
それらを高校生に伝わるよう話すこと。
これは普段の仕事だけでは体験できない時間だと思いました。
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少し余談ですが。
前回作った「自分の仕事を動詞で説明する」スライドが分かりやすいということで作成例として取り上げてもらえたり、他メンバーにスライド作りの参考になったと言ってもらえたりしました。時間を経て前回の頑張りが役立っていて嬉しかったです。
今回もみんなのコード社の方々、先生、生徒のみなさん、ありがとうございました!
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