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心に火がついた瞬間

昨日、真夜中に目が覚めて、なかなか眠れず。

だんだんと目が冴えてきたので、「眠らなきゃ」という理性からの声がやってきたが、無駄な抵抗は諦めて、そのまま気になるYouTubeを一気見した。

その中で、おすすめ表示された、占い師のゲッターズ飯田氏の動画をみていたら、

その中で、こんなことを仰っていた。

それは

「運気を変えたいなら、今の流れを変えたいなら、全部捨ててください」

ということ。

えええーーーー!
さすがに全部っていうのはさすがに無理でしょーー無茶苦茶すぎるでしょー


って思いながらも、同時に、私は自分自身の心に火がついた瞬間を見逃さなかった…!

いや待てよ?
これは、ものすごい転換のチャンスかもしれない!

今年一年、家にあるモノの一つ一つと向き合って、コツコツ断捨離を続けてきたけれど、最後の最後でどうしても迷ってしまうものがある。そしてそういうものが、実はまだまだ結構な量ある。

そして、もう少し先に進めたい気持ちがあるけれど、進まない。

だとしたら、つべこべ言わずに、もう全部、一気に捨てちゃった方がいいんじゃないか。そしたらそこからまた、一気に流れが大きく変わるかもしれない。

そんな風に思えたのだ。

ちなみに私はもともと片付けや断捨離の類が大大大の苦手だったので、この一年本当に自分なりに苦しみ抜いて、それはカメの歩みのようにノロマだし、とんでもなく不器用かもしれないけれど、とにかくコツコツ実践して、やっと山でいうところの、7号目くらいまではようやくたどり着くことがでできたと思っている。

そして、たった一年だけれども、本当にひどい状態だったところから今では自分で自分を褒めてあげたくなるくらい劇的な成長を遂げることができたことが、少しだけ誇らしい。

そして、人生で初めて、こんなにも「清々しい境地」を味わうことができた。

心って、こんなにも軽やかで澄んでいたのだって。


しかし、一つ大きなハードルを超えたらまた次のハードルがやってくるというのは、世の常。

ロールプレイングゲームのように、「次、〇〇を攻略せよ!」という課題は、
突然に、思わぬ形でやってきた。

そしてそれは、次なるハードルを受け止め、乗り越えられるだけの準備が整った時に、完璧なタイミングで、向こうからドアをノックするように、偶然のフリをして…。

昨夜の出来事は、私にとってそんなタイミングで、おそらく、起こるべくして起こった。

ーーー

そういえば先日、断捨離に本気で向き合い始めて1周年の日を迎えた瞬間、これまでに味わったこともないような達成感を味わった一方で、

「ああ、この先は断捨離を進めるのが難しいかもしれない…」

と、この先どうしよう問題について、新たに考え始めていた。

これまで自分にできることは、思いつく限りほぼほぼ全部やり切った。
そして、自分でも驚くほどのかなりの数のモノを手放してきた。

そして、もう一歩、断捨離を推し進めることができたら、さらに大きく変わることができるという感覚もあった。

けれど、この先の「手放す」方法論や道筋が見えなくなっていたのだ。


そんなタイミングで、深夜、不思議な時空間に吸い込まれた感覚で出会った、ゲッターズ飯田氏の動画。

これは、自分に絶妙なタイミングで与えられたメッセージだ!と受け取らずにはいられない!

というわけだ。


とはいえ、かなりビビっている。


なぜって
「全部捨てる」は、私にとって相当な勇気がいるから。

でも、冷静に考えてみたら、本格的に断捨離を始めた一年前の私は、モノを溜め込むばかりで、そもそも捨てられないタイプの人間だった、ということを思い出した。

そう考えると、ピンポイントはあるが断捨離については、はっきり言って劇的成長を遂げたことになる。これは私にとって人生の大事件である・・・!

そう考えると、一年前の自分と今の自分とでは立っている場所も見えている景色も、それから心境も大きく変わっているはずだ。

私の生年月日は〇〇で、どこに住んで、どんな仕事をして、どんなことが好きなのか?というIDは変わらなくても、見えない部分は、別人級に変わったという自覚もある。

であるなら、

今はできそうにない、無理無理っ!そんなの絶対無理!

と思ったとしても、必ず乗り越えられるのだと思う。

これはきっと、自分をさらに一段と大きくバージョンアップするために、与えられた試練なのだと思う。

せっかくやってきたメッセージだもの。
そう前向きに捉えて、新しい景色を見てみたいと思った。
受けて立とう!と思った。


自分の心の中にしまったままにしておくと、結局、熱が冷めてやらなくなる、、、なんてことになりかねないので、宣言のつもりでここに記してみました。

さて、次の山を乗り越えるために、頑張ってみますか。


そういえば余談ですが、元・寺田倉庫株式会社代表取締役社長の中野善壽氏の著書、『ぜんぶ、すてれば』もかれこれ3年くらい前に読んだけれど、良かったのでおすすめです。

寺田倉庫だと、アートのコレクションとか、そういうイメージがあるけれど、そういうところの代表だった方が、こういう発想を持っていたことがかなり衝撃だったし、何よりも新しいことを始めようとするときに、もったいないとか、過去の栄光を捨てられないとかではなく、全てをリセットして次に進もうとする潔さが、すごくかっこいいなと思った。

良かったらぜひです。


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