温泉への蟠り。
これまで3度の乳がんに罹り4年前には両胸を切除。両胸を失ってからは大好きな温泉に1人で行くことを躊躇していたけど、突然どーしても温泉に入りたくなりこの際1人でチャレンジしてみることにした。
これまで友達とは何度か温泉に行ってみたけど、そこで学んだのは
人はそれほどジロジロみてない
そう、気にしているのは自分なのだ。
わかっちゃいるけど、でも、でも〜という押し問答で4年間過ごしてきた(笑)
その「でも」の中の一つが
「子供が見たらどう思うのか」
だった。大人ならなんとなく察してくれるだろうけど、子供にはショックを与えないかしら!?なんて。
でもそんなことを言っても仕方ない。ないものはない(開き直り)
とは言え、やはりまだそこまで開き直れない自分がいて、髪を洗う時は必要以上に背中を丸めて、なるべく鏡に映らないようにしたりして。
湯船に入る時は、直前までタオルを当ててみたり。
色々と工夫?をしながら温泉を満喫してみた。湯船に浸かってしまえばこっちのもんだし!極楽〜。
こうして4年目にして、ようやく温泉に対する心の蟠りを一つ解放したのでした。
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