「うさぎのおやこ」を観てきた。
映画「うさぎのおやこ」を観てきた。
これから観に行く人もいるかもしれないので、ネタバレにならないくらいにしときます。
内容は軽度知的障害のある娘(22才)が主人公。パチンコばかりしてほぼネグレクトの母、そして精神科医が織りなすストーリー。 主人公の女の子にも、そして母親にも自分の気持ちを重ねて何度か泣いた。
知的障害のある女の子が風俗に足を踏み入れるという話は、映画ではフィクションであっても実際によく耳にする現実の話でもある。 背景には契約時に意味がわからずサインをしちゃったり、自己肯定感の低さから体を売ってしまうケースなど様々だけど、社会が知的障害ということを悪用しているようにも思う。
話は変わって、知的障害を題材にする映画を観る時、障害の部分をどのように演じるのかが気になるところ。そう言えば「梅切らぬバカ」の塚地の演技力はお見事だったな。 「うさぎのおやこ」では、正直ちょっと違和感はあったけど、よく研究?されていたように感じた。
次は「わたしの母さんー天使の詩」を観に行こうと思う。