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「子供孝行」という考え方

障害児・者を抱える人の為の「親なきあと」のことを考える勉強会に参加してきた。お金のことや、成年後見人の制度のことなどシリーズ化して継続的に学べる場で「え!そんな制度があったのかい!?」なんてこともあって参考になる。とかく、役所は申請制度なので知らないともらえない助成金とか(でも止めるときは間髪入れずに止められる)が結構あるので、親同士の情報交換もできて、この勉強会はとても貴重な時間。

障害のある子の親なき後は、その時になってみないと分からない。財産の状況だって、もしかしたら無一文になってるかもしれないし、私が色々勉強しておいても旦那より先に私が逝くかもしれない。

なので、今から色々なケースを心配していても仕方ないかもしれない。最近では障害がある人の為の成年後見人制度について改正の動きが出てきたから、将来は今よりずっと使いやすくなって良くなっているかもしれないし。(そう願う)

勉強会では親なき後の子供のことだけではなく、私たちの老後の話にもなった。障害がある子を抱えながら、自分も介護が必要になる時がくる可能性はある。親なきあとのことは正直、死んだらあの世から応援するしかないけれど(笑)自分の老後はあたり前だけど、生きてる訳だから実にリアル。今から考えないと。うちの場合、娘たちの私の世話をお願いするのはまず難しい。なので、もしその時に旦那がいなかったら、福祉のお世話になったり高齢者向けホームに入居などを想定しておく必要はある。

そこで今回の勉強会では、今現在の高齢者住宅情報を教えてもらった。ずっと自分の頭の中では「老人ホーム」の一言で括っていたけど、「高齢だけど元気、でも一人では不安の状態」のパターンから「要介護認定をうけてるくらいの状態」「医療的なものが必要な状態」まで様々なタイプがあることを初めて知った。そして、どこも費用が結構かかる!タジロイダ。老後はホームにお世話になればいいや~とカンタンに考えていた自分に喝!なるべく家で元気に過ごしたい・・・本気でそう思うようになったきたぞ。

そういえば、自分の母も旦那の両親も80越えだけど、割と元気に自分たちで暮らしている。日常のヘルプもそれほど必要としていないから、私の出番はあまりない。だから好きなことが出来るんだけど、そう考えると今更ながらとても有難いことだと思えてきた。それを旦那に伝えたら「そうだよ。うちの場合は親に子供孝行してもらってるんだよ。」と言った。

子供孝行?あ、そうか子供に迷惑かけてないという考えか。ほんとにその通り。そう考えると感謝の念が沸いてくる。

私も子供たちに子供孝行をしてやりたい。その為には健康で元気でいるのが一番大切なんだな、、、としみじみ思うのであった。ということで最近では健康の為にナイトウオーキングを楽しんでいる。 

お月様が明るい夜だった🌙

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