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ウズベキスタン、行ってきたん(3)~ウズベクでサクサク4GSIMカードはこれだ!!ブハラ前編~
さて、海外へぶらりきままに個人旅行をするときに、欠かせないのがsimカードです。
個人的にwifiルーターは信用していない。
なぜなら、バッテリーがどんどん減るし重い。鞄の中でかさばる。私的にはナシ。ごめんイモト。イモトのことは好き。
よって、グーグルマップが時々ウソつくことは百も承知でそれでもグーグルマップを愛している脆弱な日本人は、現地simをできるだけ速やかに手に入れなければならぬのだった……。ミッション……
今回、ハラダさんが事前に調べてくれたsimカードは『mtx』。これなら韓国でも使えるアジア周遊型で、日本でトップアップもできる。らしい。
ハ「ただし、ウズベク現地では3Gかも」
私「よいのでは?使えたら3Gでも」
というわけで、mtxを事前に日本でAMAZON購入。なぜsim本体がないかというと、いまごろキジルクム砂漠の砂の中に埋もれてるからです。えーっと、いろいろありまして……
結論から言うと、mtxはウズベキスタンでは「あんまり使えねえ」
(7€もして、さらに20ドルも入れたのに……)
我々はブハラについたその足で、即宿にチェックイン。宿のお兄さんに、ウズベクの人はなんのsimカードを使っているか聞き出した。これ、サマルカンドでも聞いたけど、みんな口を揃えて使えるのは『Beeline』だという。もう行くっきゃねえ。
ブハラの宿。伝統的な旧市街のホテル『Minzifa』は、どうやら系列にレストランも出しているようで、そこが眺めもプロフもとってもおいしかったです。ど頭のお茶セットは、このお宿で出されたもの。黄色いアーモンドのような砂糖菓子がおいしかった。ブハラのお菓子だそうです。
そういえば、ウズベクはアメもおいしいんですよ。ホテルの受付に置いてあるアメを一通り食べたんですが、あまりにも素朴でおいしかったので、タシケントのスーパーで一袋買ってしまった。ぱんぱんに入ったアメ、一袋40円……。
そして、中庭でお茶をいただいたあと、すぐに電波を買いにいく我々。ネットがなければ生きていけない。
そしてこれが3.5Gも買ったのに最後は使い果たして無用の長物と化した『Beeline』sim。ロシアの会社なので、ロシア方面行くなら、またトップアップしたら使えるかも。でも、サイトで英語表示がないぞ!!おそロシア!
Beelineのスタッフも外国人には慣れてるので、simカード3.5Gくれというとぜんぶセッティングからなにからしてくれます。3500円くらいかな。ウズベクに行ったら、『Beeline』がさっくさくでおすすめです。超大手なんで、大きな街ならどこでも買えるよ。
*
ブハラはウズベキスタンの中でも比較的イスラム色が強く、髪を隠している方もチラホラ。もともとおそロシア帝国がやってきたときも、彼らがイスラム文化を避けてブハラの外にロシア人の街を作ったため、現在の世界遺産がきれいに残っているといわれています。
僧院の街といわれただけあって、メドレセ(神学校)が多く、ホテルになっているところもあるし、バザールになっている建物も。
とにかく、どこもかしこも建設ラッシュ。古い建物を買い取ってホテルにするんだろうなーという工事ばかり。どこの資本が入っているのか、中国か、ロシアかと町中を探検していたら、どうもドバイマネーらしい。イスラム色はそういう意味でも強いみたいです。
そういえば、時間通りのアザーンを聞いたのもブハラだけでした。
ここは元隊商宿を改築した中庭レストラン。驚くほど価格が安くて、ちょっと中心地から遠いけどぜったい行くべきだと思いました。ごはんもおいしかった。ちなみにトリップアドバイザーのレビュー通り、出てくるのは遅い。
ソ連は、共産主義<<<<イスラムになるのを恐れて、占領したウズベキスタンにあらゆる政策を施します。朝鮮半島から連れてこられた朝鮮系の人々や、ドイツ系の人々、もちろんロシア人も。とにかくあらゆる人種を混ぜて、イスラム色を薄めたかったらしい。このとき連れてこられた朝鮮系の人々のおかげで、我々は仁川からウズベクに来れたし、ロッテ資本も入ってるってことなのかな。そう思うと歴史を感じます。
タシュケントのロッテホテル。綺麗だったし、ホテル内に銀行があって朝早くからやってくれている!!!勤勉!!
ところで、ウズベキスタンはソ連が崩壊して独立したとたん、ものすごい勢いで人口が爆発。現在人口の65パーセントが35歳以下。ほんとうに町中、国中、若者だらけでした。赤ちゃんもいたるところで走ってる。ベビーカー大渋滞。いやー、あの巨大なアラル海を消滅させたおそロシア政策ですから、人間は正直だなというか、そうですよね、将来への期待値=結婚出産ですよね。聞いてるかー日本政府ー!
ついでに言うと、旅の間中乙嫁を読んでいて、アラル海の双子ちゃんが漁師の兄弟に嫁ぐシーンがすごく、……こう……(いまは船の墓場と呼ばれています)
ブハラ風のお茶。なんとこのオレンジ、すっぱいのでほぼレモンティー。
ブハラのバザールはもちろん観光地だけど、それでも安いしアンティークもスザニもいっぱい。
あの有名なコウノトリのはさみも購入。ブハラのパステル色のスザニはここだけだったので、お好きな方はぜひここで。お母さんが椅子に座ってずっと刺繍してはった。
乙嫁さんちの舞台に近いだけあって、なんかみたことあるやつが並んでいます。いやあ、買い物ってとっても楽しいですね!!
次は、イギリス人スパイをざーっくりさーっくり処刑したことでも知られるブハラ・ハン国の城!
それで、悲しい話っていったいなんやねんてことなんですが……
うーん。なんかここに書いて、営業妨害になったらいやだなあと思って……
ちょっと悩んで、います。
うーん。どう書こう。
でもねえ、防ぎようもないけれど、とっても痛かったし辛かったしへこんだの。できれば回避してほしい。
続く!(たぶん)
余談:サポートをしてくださった方、ありがとうございます。
ほんとにほんとにほんとにうれしいです。
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![MADOKA TAKADONO(高殿円)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7356420/profile_2889f99738ef7abb46facc3ed4ca4a1f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)