マンションでユニットバスしか使えない方も、在来工法の風呂は高くてちょっと手が出ないかたも、わりと知恵と工夫でなんとかなるかもしれない!?という記事です。 無理矢理ユニットバスをDIYしていますので、あくまで試されるかたは自己責任で…… うちはといえば、完成して半年経ちましたが、なんにも劣化もなく、むしろカビが生えなくて、見た目もいいし最高オブ最高です。 さて、カウンターもなくなり、意味の無いままメッキはげがすすんだシャワーバーも撤去されて、水栓まわりもすっきりしました。
最近、よく言う言葉がある。 「明日、死ぬかもしれないんだし?」 本当のところ、そのとおりである。明日の死が確実に免除されている人間などこの世に一人もいない。ただでさえコロナ禍だ。 明日、いや一時間後、自分がどうなっているかなんてだれにもわからない。 家に閉じこもって仕事をするしか無いような、もんもんとした日々が続いていた、ある日のことだった。 「そうだ、お風呂を変えよう」 私はお風呂が好きだ。 どれくらい好きかって、毎日お風呂につかって外国のセレブ家リアリティーシ
コロナでだれもが息を潜めて、どうにもならない世界をただ見守るしかなかったころ、 作家としてなにかできないかと思い、ツイッターに毎日連載していたツイッター小説です。 全183話。 不要不急としなかったのは、当時本当に必要な情報のじゃまにならないように。 リアルタイム感を出すために、当時のタイムスタンプは残しました。 特別なことは何もなく、ただそこにあった日常の物語です。 【不急不要の恋】 小学校の卒業式はなかった。 中学校は始まらない。 僕は何者でもないまま、ス
さて、少し間が開いてしまった。 新刊が2冊も出てプロモーションだのに走り回っていたのでお許しいただきたい。こんなところでウズベク旅行記を書いている私だが、本職はあくまで作家である。 上流階級 富久丸百貨店外商部 (小学館文庫) 高殿円 https://www.amazon.co.jp/dp/B07THYJWKG/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_VN.tDbBDN257H @amazonJPさんから よかったら見て行ってね。わりと節操なくいろんな本を出
ヒヴァーーー!!!! 愛してるぞーーーーーーーー!!!!! ……というわけで、我々は、帰国して半月以上経ったというのに、いまだヒヴァ最高だったね、もう一度行きたいなどと言っておるのであります。 そんなハラダさんは、いまウラジオストクにいるそうですが……(く、狂ってる……)(旅+推しのいるヤツは強い) そのハラダさんが日光を避けて元メドレセ(神学校)のホテルでまったり昼寝してたころ。 ”どく”のステータスから回復したワイは、元気に買い物を続けておりました。 墓に行っ
ウズベキスタンは、すごくざっくり言うと、世界地図に向かって右から、コーカンド・ハン国、ブハラ・ハン国、ヒヴァ・ハン国と並んでいる。 私たちはタシケント→ブハラ→サマルカンド→タシケント→ヒヴァ→タシケント、というけっこうイレギュラーなルートの旅をしたけれど、おすすめなのは、 タシケント→サマルカンド→ブハラ→ヒヴァ→タシケントだ。 理由は、遠くへ行けば行くほど物価が下がるから。 ヒヴァの城壁内のメドレセ(そして我々の宿だった)。 お隣は途中で建設が止まっちゃったまま
ウズベキスタン。良い国ですよね。すごく楽しかった。 でも、旅はいろいろあるもの。ウズベキスタンに初めていく人は、以下を心がけてほしい(素人意見です) 1)ヤンデックス(ロシア版ウーバー)を必ずインストール。 2)simカードは現地で『Beeline』。一〇日以上居る人は3.5Gのプラン。 3)B&Bでは水が出ないことを想定して行こう。 4)湯はいつも出ない。(蛇口に頭突っ込んで水で髪の毛を洗う心づもりでトリートメントを) 5)マスク必須(マスクがないと死ぬ) 6
ブハラでミナレットをのぞみならチャイハナ(お茶休憩)。 砂漠の砂が入るのを防ぐためか、こっちの茶店にはこのキングベッドみたいな座敷がいろんなところに置いてあります。こんなかんじで、人々は頻繁に休憩をとるわけです。なにせ暑いので。 ブハラの宿で出た朝ご飯はこんな感じ。とにかくトマトが生で出されます。ウズベクサラダといえば生トマトに生タマネギ。 朝ご飯は中庭でいただく、というのも、一年のうちでほとんど雨が降らないお国柄ならでは。 ブハラのナンのほかに、もっちりパ
さて、海外へぶらりきままに個人旅行をするときに、欠かせないのがsimカードです。 個人的にwifiルーターは信用していない。 なぜなら、バッテリーがどんどん減るし重い。鞄の中でかさばる。私的にはナシ。ごめんイモト。イモトのことは好き。 よって、グーグルマップが時々ウソつくことは百も承知でそれでもグーグルマップを愛している脆弱な日本人は、現地simをできるだけ速やかに手に入れなければならぬのだった……。ミッション…… 今回、ハラダさんが事前に調べてくれたsim
ウズベキスタンは、いま狙い目である、と思う。 2018年から三〇日以内の滞在ならVISAが不要になった。カザフスタン・キルギスもビザがいらないので、なんと一気に三国周遊も可能。 しかし、ウズベク自体が大きな国であり、古くはヒヴァ・ブハラ・コーカンドなどの藩主国があった。それぞれ独立した歴史と君主をいただく国で、シルクロードを通じて歴史的建造物などの見所も多い。ということで、今回は国内のみ見て回ることにしました。 ちなみに、ヒヴァの近くにはカラカルパクスタンという
最近、推しがいないので、もっぱら旅ばかりしている。 推しがいないと、ジャンルが旅になってしまい、うすいほんの買い出しにもライブにも行かずひたすら航空券ばかり買っている。辛い。我ながらこれはつらい。オタクとしてどうなのか。中学2年のとき時期的に正しく中二病を発病し、ファーストインパクトを迎えた由緒正しいオタクのアイデンティティにかかわる問題である。しかし推しは推したそばから死んでいくし、10年かけて推している推しも次々に死ぬので、いつのまにやら毎年3回は海外に行かないと気
人間は年を取ると、なかなかアップデートできなくなるものらしい。とくに記憶がそのようで、姑さんから我が家に届く段ボールの中は、だいたいが「これ、どうしよう」と思うものであふれている。 たとえばかりんとう。家人はあまり好きではないのだが、おばあちゃん子だった家人は当時祖母につきあって良く食べていたらしい。 それを姑さんは側で見ていて「息子はかりんとうが好きだったから」と毎回買って送ってくれる。何度か家人のほうから好きではないことを伝えたらしいが、いつも届く。なので、そのかりん
日記をつけるのは貴族のたしなみと言ったのはソクラテスだったか、それともカエサルだったか。 古今東西、歴史に名を遺すレベルのあらゆる偉人たちが日記を書いていたことぐらい俺でも知っているが、こうもくどくどと大多数から勧められるとは思わなった。 「だからって、なんでそろいもそろって全員、誕生日プレゼントが日記帳なんだ!」 18回目の誕生日、”記念すべき”ともいえるし、そうでないとも言える日。 なぜなら俺、ウイリアム・トワイニングにとって特筆するに値するのは、たとえばA
シャーリー・ホームズと暮らした時間は、私の彼女への想い入れに反して決して長いものではなかったけれど、それでも私たちはともに何度か記念日を過ごした。デコレーションきらめくピカデリーのクリスマス、ありえないほど閑散としているstパンクラス駅。張り切ってチキンを焼き、換気アラームを鳴らしまくる家が続出する中、意外と缶詰を開けてすごす人も多いニューイヤー、そして彼女の誕生日1月6日。もちろん私たちの思い出のベイカーストリート221bで。 この時期、冬の休暇を終え街に人が戻ってくる