リコリス・リコイル2話 物語制作者のための分析 ※ネタバレ
・敵が仲間になる時のサブプロットとして使える
●よくある定石
・二幕入ったら仲間と敵が増える
●2話の流れ抽出
・敵Aと敵Bが仲間割れ(掴み)
敵Aは実は相棒キャラが異動になった原因の事件に絡んでいて、ハメられて殺されかけた。敵Bの厄介そう所を一瞬紹介
・主人公と相棒、早速新たな任務へ(依頼)
敵Aの護衛任務。護衛対象に会いに行く移動中、キャラの掛け合いで主人公と相棒の性格の違いを見せる
・別視点、本部のシーン
1話の事件で手に入れた報酬の解析と、今回の任務と関係ある話
・護衛対象と会う
すんなり会うわけではなく、既に追われている状況で出会う(普通に出会ったらつまらない)
・主人公達逃走中、敵Bが追いつめてくるが、なんとか危機を脱する
※アクションシーン
すぐに次の追ってがくる(一難去ってまた一難)
・中盤のアクションシーン
追手を撃退しつつ、相棒と護衛対象の敵Aを先に行かせる。主人公は情けをかけて敵を救い、そこで敵Bが待ち伏せしていると教えてもらう。
主人公は先に向かった二人の元へ急ぐ(サスペンス)
・待ち伏せで護衛対象だけ死ぬ。敵を守り、護衛対象を守れなかった対比(※)
・実は護衛対象はダミーで死んでいない。全く別の場所から登場(どんでん返し)
・二つ前のシーン(※)について、主人公は結果オーライととらえているが、クソ真面目の相棒はその方針に納得いかない。
・護衛対象、敵Aは匿う形でそのまま仲間になる
・ラスボスが客として来店
マスター(主人公の上司)と昔からの知り合い。主人公とラスボスが最初から出会っているパターンの亜種(視聴者有利でハラハラさせる)ちょっと探りを入れてくる
・主人公と相棒と仲間になった護衛対象だけのシーン
互いに自己紹介。ただ自己紹介するのではなく、今回の事件で見えた問題が孕んでいることを暗喩する(?)意味深なシーンで終わる
(相棒が主人公に輪ゴム銃を向けて放ち、それが新しい仲間に当たる)
※ただしこれは深読みすぎかも。構造的にもあんまり汎用性高くない。
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