●人間の霊魂と身体は
人間の霊魂は大神様ご意思により、各個人に御霊を分け与えられ授るものであり、その精霊である霊魂および精霊体の活動は五男三女神として各個人を現世における生涯のみならず、永遠に守護されるものであります。
真の智慧証覚の閃きや神様からの御意志は、神界から中有界、現世と段階を経て伝わるものであり、これは個人の各精霊を介して伝わるものです。
また、人間の身体は、この霊魂が現世で活動する為に必要な霊魂の依り代(御霊代)であり、家系的な祖先からの血液と身体を継承しているものでありますので祖先の分身とも言えます。
ですが、この身体も現世の物質を生成化育しておられます「動植鉱」の三元の神様により身体が構成されておりますので、肉体の真の親は大神様と言う事になるのです。
故に、神示では「此の世に自分の物と云ふ物は何一つないのであるぞ。」と言われているのです。
ですが、唯一の自分の物があります、それは「自分の精神」のみなのです。
この現世において、この精神(心)を膨よかに豊かに正しく磨き上げる事が、真のこの世での修行なのです。
そして現世で人間としての修行を終えた際には、霊魂は神の御許である霊界に帰り、身体は大地に眠る(帰る)事になるのです。これが自然の摂理なのです。
厳瑞