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●天界(天国・霊国)について

 天界(天国と霊国)は百八十一の階級に分かれていますが、天国・霊国は大きく分けて上中下の三層にそれぞれ分けられます。
天国にいる方々を天人と言い、霊国にいる方々を天使(御神霊)と言います。
 
天国(日の国)
・第一天国 (最高天国 = 上)天人
・第二天国 (中間天国 = 中)天人
・第三天国 (下層天国 = 下)天人
 
霊国(月の国)
・第一霊国 (最高霊国 = 上)天使
・第二霊国 (中間霊国 = 中)天使
・第三霊国 (下層霊国 = 下)天使(見習い)

・四魂の働き全てが、善なる愛と信に働く事を全徳と言い、最高天国に行き
・三魂の働きが善に活用されれば三徳で、中間天国に行き
・二魂の働きが善に活用されれば二徳で、最下天国に行き
・一魂の働きが善に活用されれば一徳で、最下天国の最下層の天国に行きま
 す
・一徳も無い人は、良くて精霊界または幽界に行く事になります。

天国の各階層は厳粛な区別があり、各階層の天人は他の階層に行く事や交流は出来ませんが、上階層より下の階層の天人を眺める事は出来ますが、言葉を交わしたり交流する事はできません。

もし上の天国の天人が、下の天国に下ると、天人は直ちに知恵と正覚を失い言葉が出にくくなり意気消沈してしまいます。
また、反対に下の階層の天国の天人が、上の天国に上りますと、上の界の天人とは智慧、証覚が全く違う為に、言葉を交わす事は到底できる状態ではなく、たとえ交わせたとしても到底理解できず、光、熱が強すぎて眼が激しく眩みそして、痛みや苦痛を伴い、天人も強い光明に輝いている為に天人も見る事が出来ません。
これは霊格の違いによるものであります。


厳瑞


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