米国株ニュース:米ISS、ソフトバンクGの孫氏の再任に反対-低調なROEで
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
米国の議決権行使助言会社であるインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は、ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義社長の取締役再任議案に反対を推奨しました。
ISSは、SBGの過去5期の平均ROE(株主資本利益率)が5%を下回り、改善傾向が見られないことを理由に、孫社長のリーダーシップに疑問を呈しています。ROEは企業の収益性を測る指標の一つであり、低いROEは株主への還元が少ないことを意味します。
ROEとは?
「Return On Equity」の略で、日本語では「自己資本利益率」といいます。企業の収益性を測る重要な指標の一つです。
ROEの計算方法
ROE (%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROEが示すこと
株主資本(自己資本)の効率性: ROEが高いほど、企業は株主から預かったお金を効率的に活用して利益を上げていることを示します。
投資判断の指標: 投資家にとっては、ROEが高い企業は投資効率が良いと判断できるため、投資判断の指標として活用されます。
業界比較: 同業他社とROEを比較することで、企業の収益性の良し悪しを相対的に評価できます。
SBGの株主総会は6月21日に開催される予定で、ISSの反対推奨が他の株主の判断にどのような影響を与えるかが注目されます。
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