投資において「大失敗を避ける」ことは非常に重要
こんにちは！個人投資家のTAKA Chanです。
2024年のnoteブログ投稿は最後となります。
たくさんのフォローをいただき誠にありがとうございました。
2025年も投資家様のお役になれたら幸いでございます。
さて本題です。
株式投資において誰もが考える事ですが、「大失敗を避ける」は非常に重要であり、多くの成功した投資家もこれを最優先の目標としています。
単なる失敗ではなく、大失敗でございます。
以下にその理由を詳しく説明します。
大失敗を避けることの重要性
資本財産の保全の最優先本当に考えていますか？
投資の世界では、「失った資金を取り戻すには、それ以上の利益を出す必要がある」という基本的な考え方があります。
これ実は結構理解していない人多いと思います。
例えば少し計算するとわかるのですが、50%の損失を被った場合、元の資金に戻すためには100%の利益が必要です。
計算例
元の資金が100万円の場合、50％の損失後の残高は以下。
100万円 × (1 - 0.5) = 50万円
元の資金（100万円）に戻すための必要な利益は以下の計算に。
50万円（増加額）÷ 50万円（現在の残高） × 100 = 100％
30%の損失の場合 → 約43%の利益が必要
70%の損失の場合 → 約233%の利益が必要になります。
大きな損失を防ぐために、リスク管理が投資では非常に重要です。この思考はどこかギャンブル思考に似ており、すでに投資とは乖離していると思いませんか？一度の大きな失敗がその後の投資生活に深刻な影響を与える可能性があります。
複利の力を信じる
複利は資産を増やす最強の武器です。
しかし、大きな損失が発生すると複利効果が途絶え、長期的な成長が妨げられます。このため、投資では先づ優先順位として
「大きく儲ける」よりも「大きく失わない」ことを優先すべきです。
心理的ストレスを軽減しましょう
人間大きな損失を経験すると、心理的なストレスや恐怖心が投資判断を歪める可能性大です。
その結果、さらなるリスクの高い行動や過剰な安全志向に陥ることがあります。冷静な判断を保つためにも、最初から大きな失敗を避けることが理想的です。
私個人的には個人間のリスク許容度、と言う言葉はあまり好きではありません。投資をするのであればできる限り一度も大損しないことが理想です。
下落相場を避けるのは上昇相場よりも優先すべき
株式市場は上昇相場に乗ることが大変重要ですが、以下の理由から下落相場への対策は優先すべきです。
因みに私の脳内では常に、下落相場＞上昇相場 です。
下落の回避は資産保全の鍵
上昇相場では投資家の多くが利益を得られますが、下落相場では多くの人が資産を失います。特に、リーマンショックやITバブル崩壊、日本のバブル崩壊のような大規模な下落相場は、経済全体に影響を及ぼし、回復に長い時間がかかるため、事前にリスク管理を徹底することが重要です。
守りの投資が長期的に有利
上昇相場は自然と訪れますが、下落相場では資産を守るための準備が必要です。例えば、リスクヘッジとしてポートフォリオに現金や債券を含めたり、景気循環に強い銘柄を選ぶことで、下落時の損失を抑えることが可能です。
市場は予測不可能
上昇相場は予測が難しいですが、下落相場のリスクはある程度コントロールできます。市場が高値圏にある際にポジションを調整する、分散投資を徹底するなど、リスク管理により損失を最小限に抑えることができます。
大失敗を回避するための具体的なアプローチ
資産の分散投資
一つの資産やセクターに集中するのではなく、異なる地域や業種、資産クラスに分散することでリスクを低減します。
十分なキャッシュポジションの確保
現金は、緊急時の資金源としてだけでなく、下落相場で割安になった資産を購入するためのチャンス資金にもなります。
損切りルールの徹底
事前に損切りラインを設定し、それを厳守することで大きな損失を回避します。
自己分析と反省
投資の成功と失敗を振り返り、自分の判断ミスや過信を見直すことで、同じ失敗を繰り返さないようにします。
結論
株式市場において、大きな利益を追求することよりも、大きな損失を回避することの方が何倍も重要です。
これは「守りの投資」こそが、長期的な資産形成において最大の成果をもたらすからです。
特に年末のこの時期、今年一年を振り返り、来年の投資戦略においてリスク管理を最優先に考えるべきです。
個人的には「勝つことよりも、負けないこと」。これが投資で成功するための真の秘訣です。
kabukura.ai にはそのような投資家が多くいる事を知っておくと良いかと思います。
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