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投資家の落とし穴!「思い込み」が招く失敗

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

このテーマでのブログは頻繁に書いていますが、投資の世界では、冷静な判断と客観的な分析がやはり成功の鍵となります。

しかし、人間の心理には様々な「思い込み」や「バイアス」が潜んでおり、それが時に合理的な判断を妨げてしまうことがあります。

私も長年投資していて常に考えるのは「思い込み」は最大の敵であり、落とし穴と言えるのはほぼ間違いないでしょう。

全く関係のない話ですが、「世の中のストレスは、思い込みによるものが大きい」という考え方は、多くの心理学者や自己啓発の分野で共感されているらしいです。
要するに思い込みによるリスク、または多くの損を人はしていることになります…

余談はさておき少し解説したいと思います。
それではどうぞ!


具体的な人間の「思い込み」例をあげてみる

  • 確証バイアス:自分の考えや仮説に合う情報ばかりを集め、反証となる情報を無視したり軽視したりする傾向

  • 保有効果:自分が所有しているものに過大な価値を見出し、売却をためらってしまう傾向

  • 後知恵バイアス:結果を知った後で、「自分は最初からこうなると思っていた」と思い込んでしまう傾向。過去の成功体験を過信したり、失敗から適切な教訓を引き出せなくなったりする原因となります。

  • バンドワゴン効果:周囲の意見や行動に流されてしまう傾向。特に市場が加熱している時などに、冷静な判断を失いやすい状態に陥ります。


無意識のうちに投資判断に影響を与える思い込みの種類

過去の成功への過信
一度大きな利益を得た方法や戦略に固執し、状況が変わってもそのやり方を信じて疑わないことが失敗につながります。市場は常に変動し、同じ手法が通用しないことも多々あります。

自己認識の歪み
「自分は他の投資家よりも優れている」と考えることは、過度なリスクを取ったり、損失を無視したりする原因になります。自分の限界を認め、冷静に判断することが重要です。

市場や銘柄に対する感情的な執着
好きな企業や業界に固執しすぎると、冷静な判断ができなくなり、損失を拡大させる可能性があります。感情に左右されず、データや市場の動向に基づいた判断をすることが大切です。

他人の意見への過信
著名な投資家やアナリストの意見を無条件に信じるのも危険です。自分でリサーチし、判断する習慣を持たないと、誤った情報に振り回されることがあります。

過去の経験に基づいた偏見
過去の投資経験がトラウマとなり、新しい機会に挑戦できなくなることもあります。過去の失敗を糧にして、同じ過ちを繰り返さないようにするのが理想です。

「思い込み」を克服するための対策を考える癖をつけよう!

情報の収集
様々な情報源から多角的に情報収集し、偏った情報に惑わされないようにする。

投資計画をしっかりもつ・軸を持つ
そもそも自己資産も投資資金も万人違います。
事前に明確な投資計画を立て、感情に流されないようにする。

分散投資をしましょう
特定の銘柄やセクターに集中投資せず、リスク分散を図る。卵を一つのカゴに盛るのは初心者ほどやめましょう。

定期的な見直しを
市場環境や自身の状況の変化に応じて、投資ポートフォリオを定期的に見直す。

専門家の意見を取り入れる
必要に応じて、ファイナンシャルアドバイザーなどの専門家の意見を参考に客観的な視点を取り入れる。詐欺には注意して!

結論として

投資は長期的な視点で取り組むことが重要です。「思い込み」に惑わされず、冷静かつ客観的な判断を心がけることで、着実な資産形成を目指しましょう。


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