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【深刻化】平均所得200万~300万円未満が最多、主要先進国ワーストの日本:貧困急増の背景と解決策を探る


近年、日本における貧困問題が深刻化しています。
実は気になっていた記事がありました。4月10日のニュースです。

2022年の総務省「国民生活基礎調査」によると、平均所得200万円~300万円未満の世帯が最も多く、全体の3割を超えました
これは主要7カ国の中で断トツのワーストであり、深刻な所得格差が浮き彫りとなっています。

本記事では、貧困急増の背景にある要因を探り、解決に向けた取り組みについて考察します。
それではどうぞ!


先のニュース記事のポイントは以下でした。

  1. 日本の労働生産性の低迷

    • 2022年の日本の一人当たり労働生産性は83.3万円で、OECD加盟国38ヵ国中31位。

    • 近年、労働生産性は1970年以降で最も低い順位に。

  2. 経済格差の問題:

    • 日本では貧困層が増加し、中間層が消えつつあるとの報道がある。

    • 富裕層・超富裕層の数は増加しており、経済格差が広がっている。

  3. 平均所得の分布:

    • 2022年の国民生活基礎調査によると、1世帯あたりの平均所得金額は全世帯で545万7,000円。

    • 「200万~300万円未満」の世帯が14.6%で最も多い。

  4. 金融資産の増加と消費の問題:

    • 2023年末の家計の金融資産が過去最高の2,141兆円に。

    • 日本国民の多くが消費よりも貯蓄を優先しているため、経済活性化が困難。

    • 消費しないのではなく、消費できない現実がある

こんなところでしょうか?
でも概ね当たっていると思います。

1. 貧困急増の背景を探る

貧困層の増加は、様々な要因が複合的に絡み合っています。主な要因は以下の3つが挙げられます。

1.1 非正規雇用の増加

近年、非正規雇用の割合がさらに大幅に増加しており、正規雇用と比べて賃金が低く、雇用が不安定な状況が浮き彫りになっています。

画像は厚生労働省の調査報告書ですが、2023年に労働人口5730万人に対し、非正規雇用が2124万人で過去最高を記録しています。全体の37%が非正規です。非正規でも稼げればまだいいのですが…

厚生労働省正規雇用労働者と非正規雇用労働者の推移https://www.mhlw.go.jp/content/001234734.pdfより

1.2 低賃金

近年、経済低迷の影響もあり、全体的に賃金水準が低迷しています。特に、サービス業や製造業などの低賃金業種では、生活が苦しい状況に陥っている人が多いです。

1.3 社会保障制度の充実不足

日本の社会保障制度は、欧米諸国と比べて充実度が低いと言われています。特に、低所得者向けの支援制度が十分ではなく、貧困から抜け出すことが困難な状況です。

2. 貧困の影響

貧困は、個人の生活だけでなく、社会全体にも大きな影響を与えます。貧困状態にある人は、以下のような問題を抱えやすくなります。

円安と外貨獲得:現状と戦略

円安が加速
2023年以降、円は対米ドルで急速に下落し、30年ぶりの円安水準となっています。この円安は、日本経済に様々な影響を与えています。すでに現実的に商品の価格が上がっているはずです。


外貨獲得の重要性

円安によって、輸入品は値上がりし、家計への負担が重くなっています。
これにより資産の目減り、貧困層はより貧しく、消費をしなくなり、海外の企業は貧乏な国には投資してくれなくなります。
半導体で投資されてもそもそも外資系企業の決算伸びるだけで、日本企業の底上げには遠い気がします。

一方で輸出企業にとっては、円安が追い風となり、業績改善につながっていますが、果たしてそれだけで良いのでしょうか?

私は長期的に見ると、日本経済全体にとって円安は必ずしもプラスではないと考えます。そのため、外貨を獲得し、経済全体、日常生活の活性化を図ることが重要となります。

外貨獲得の戦略


円安を活かして外貨を獲得するには、以下の3つの戦略が考えられます。

1. 輸出を促進する
円安は、輸出企業にとって有利な環境です。輸出企業は、この円安を活かして積極的に海外市場へ進出することで、外貨を獲得することができます。

2. 海外投資を増やす
海外投資を増やすことで、海外からの収益を得ることができます。投資先としては、成長著しい新興国などが注目されています。

3. 外国人観光客を誘致する
外国人観光客を誘致することで、外貨を獲得することができます。そのためには、ビザの緩和や、観光インフラの整備などが重要となります。

日本の石油依存とインフレの関係

高い石油依存率とインフレリスク

さらに日本は、エネルギー自給率が極めて低く、特に石油に関してはほぼ100%を海外からの輸入に頼っています。この高い石油依存率は、国際的な原油価格の変動に大きく左右されるという問題を抱えています。

近年、原油価格の高騰が続いていることから、日本の輸入コストも増加し、インフレ圧力が高まっています。

石油依存率とインフレの関係を簡単に

石油依存率とインフレの関係は、以下の通りです。

  • 原油価格上昇→輸入コスト増加→インフレ圧力高まる

  • 石油価格下落→輸入コスト減少→デフレ圧力高まる

つまり、石油依存率が高いほど、国際的な原油価格の影響を受けやすく、インフレリスクが高くなります。

最後にまとめと個人的見解

低賃金と円安の問題は、日本社会が抱える深刻な大問題です。
政府や企業、そして私たち一人ひとりが考え、協力し、この問題に取り組んでいくことが重要です。

ちなみに世界の投資目線で見れば、日本のマーケットはもはや貧乏で、少子化で、低賃金で生産性が低く、石油は海外の価格に握られていると何重苦あるのでしょうか。

こうなると総合的に日本のマーケット市場は魅力が薄れているのです。
今までは円安とはいえ許容範囲でしたが、ここ最近の152円を超えたからには、日本の富裕層も、経済に疎い人でもそろそろ危機感が芽生える頃でしょう。現実として受け止めなければなりません。

個人的には日本の政治や、経済界の情けなさがやはりどうしても目につきます。だからと言え、インバウンド観光、食だけの国では駄目だと思います。
それは本来途上国のすることです。

世界をリードする業種が喉から手が出るほど欲しいところですね。
自動車産業以降、リード業界が出こない事が本当に悔しいと思います。

日本人は大変優秀だと思いますが、ニッチな分野で1番でも、国を維持するための牽引業界が出てこなければ今後50年先、100年作はどうしようもありません。

ここまで書きましたが、残念ながら個人でワーワー文句を言っても、生活改善もしなければ、人生進むこともありませんし資産も増えません。
理想通り!現実通りとははいきません。

だからこそ、こんな時期だからこそ私は個人投資家として今後少しずつ資産増加に前進してまいります。皆様も証券口座を即座に開設し、外貨獲得や資産増加のために少しずつ積立NISAなど始めてはいかがでしょうか?

尚、本記事で紹介した解決策は、あくまでも一例で一般論ですのでご理解のほどお願いいたします。


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